「宇宙刑事シャイダー」Blu-ray化、特典にキャスト・スタッフの座談会を収録

「宇宙刑事ギャバン」「宇宙刑事シャリバン」に続く宇宙刑事シリーズ第3弾「宇宙刑事シャイダー」のBlu-ray BOX全3巻が11月2日より順次リリースされる。

1984年から1985年にかけて放送された特撮番組「宇宙刑事シャイダー」は、宇宙刑事シャイダー / 沢村大がパートナーのアニーとともに、銀河を荒らす不思議界フーマと戦う物語。「ウルトラQ」の上原正三が全話の脚本を手がけたほか、「Wの悲劇」の澤井信一郎が監督として参加している。円谷英二の孫で2001年に死去した円谷浩がシャイダー / 沢村大を、森永奈緒美がアニーを演じた。

Blu-ray BOX1巻には、森永をはじめとするキャスト陣の座談会を特典として収録。森永は座談会を終え、「今日は久しぶりに懐かしいメンバーで集まることができて、うれしかったです。本当は、ここに大ちゃん（円谷浩）も来てほしかったですね」と語った。座談会に出席したギャル軍団・ギャル1役の名和慶子、ギャル2役の大石麻衣、ギャル4役の小島憲子、ギャル5役の直井理奈、神官ポー役の吉田淳、スタッフとして参加した國米修市のコメント全文も以下に掲載している。

「宇宙刑事シャイダー」Blu-ray BOX2巻は2019年1月9日に、Blu-ray BOX3巻は2019年3月6日に発売。なお、新世代のシャイダーも登場する「宇宙戦隊キュウレンジャーVSスペース・スクワッド」が現在全国で公開されている。

森永奈緒美 コメント

私にとって「宇宙刑事シャイダー」は初めてのレギュラー作品であり、初めてヒロイン役を務めさせていただいた、大切な作品です。本当に素晴らしい作品に出会えたことを感謝しています。今日は久しぶりに懐かしいメンバーで集まることができて、うれしかったです。本当は、ここに大ちゃん（円谷浩さん）も来てほしかったですね。

名和慶子 コメント

私は当時から「劇団櫂」というところに所属していて、現在も舞台に出演しているんですが、驚くことに、いまでも楽屋に「シャイダー」のファンの方が訪ねてこられるんです。こんなに長く愛される作品に出られたことを、本当にうれしく思っています。

大石麻衣 コメント

「ギャル2」の役は全部で3人いまして、私は途中参加、途中降板でした。最期まで演れなかったことは残念ですが、その経緯については今回の座談会でお話ししました。短い期間の参加にも関わらず、今回こうして呼んでいただけて、とてもうれしいです。ありがとうございました！

小島憲子 コメント

「シャイダー」に出演していたのは19歳から20歳にかけて。私にとっては大事な思い出です。この作品がきっかけで結婚した夫との間に3人の子どもがいて、いまは孫も5人います。ブルーレイが発売されたら、「シャイダー」の素晴らしさを次の世代へ伝えたいと思っています。

直井理奈 コメント

初代ギャル2役の加納綾ちゃん、このメッセージをどこかで読んだら、一度ご連絡ください。ギャル軍団はこうして、いまでも仲良くしていて、ときどき集まっています。これからもみんなで、末永くお付き合いしていきたいです。

吉田淳 コメント

「シャイダー」が終わって33年が経ち、僕もいまでは俳優を引退しているんですが、今日みなさんとお会いしたら、まるで当時の続きのように、楽しいひとときを過ごすことができました。座談会に参加して、本当に良かったです。ぜひ「シャイダー」をブルーレイで、ご覧になってください。

國米修市 コメント

この業界に入って最初に携わったのが「宇宙刑事」シリーズでした。当時を振り返ると、こういう作品に参加できたことは自分にとって大きな財産になっています。まさに僕の青春時代ですね。ブルーレイで、「シャイダー」の面白さを再確認してもらえれば、とてもうれしいです。

(c)東映