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浦和のホーム開幕戦白星か? 東京Vの15年4か月ぶりJ1勝利か?

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前田直輝(浦和レッズ) (C)J.LEAGUE

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もう少し時間はかかりそう……。浦和レッズの『明治安田J1リーグ』開幕戦を見た多くのファン・サポーターはそう思ったことだろう。

開幕戦の相手はサンフレッチェ広島。ペア・マティアス・ヘグモ新監督のもと、4-3-3の攻撃的布陣で両ワイドの幅を持った攻撃を標榜する浦和は大型補強を敢行し、決定力アップを目指している。対する広島はミヒャエル・スキッベ体制3季目で主なメンバーはそのまま、FW大橋祐紀をピンポイント補強した。キャンプでは主力数名が出遅れたが、スキッペ監督が求めるものは具現化できるのが強みである。

事実、2月23日・エディオンピースウイング広島に乗り込んだ浦和は苦戦を強いられた。ヘグモ監督が取り組んできたビルドアップは広島のハイプレスの前にままならず、ミドルレンジからの思い切りのいいシュートにさらされた。前半終了間際にはボランチ川村拓夢のミドルシュートをGK西川周作がはじくと、大橋に詰められて先制を許した。後半早々にもインサイドハーフ小泉佳穂が大橋を倒してPKを献上するが、これはシュートが枠をとらえず命拾い。しかしホッとしたのも束の間、1分後大橋にヘッド弾を決められた。後半も広島の堅い守備網を崩せず、0-2の完敗に終わった。

完成度の差は見せ付けられたが、光るものも散見した。ベルギーから帰還した松尾佑介、途中出場した新加入の前田直輝はサイド攻撃の可能性を示した。アンカーに入ったサミュエル・グスタフソンはボールを持った際、さすがの存在感を発揮。6分左ウイング関根貴大とのパス交換から抜け出した小泉のシュート、25分松尾のクロスに合わせた関根のワンタッチシュート、26分CKをニアで右足を当てたCBアレクサンダー・ショルツのシュートはいずれもGK大迫敬介の好守に阻まれたが、いずれかが決まっていればまた違った展開となっていたはずだ。そう今季も決めるべきところで決めるか否かが浦和の命運を握っているのだ。

ヘグモ式4-3-3をピッチ上で表現するには、しばらくの時間を要するが、だからと言って結果を度外視していいわけではない。浦和はタイトルが求められるチームだ。理想とするサッカーを構築しながら、時には内容が伴わなくても、結果を出していかなければならない。ホーム開幕戦となる東京ヴェルディ戦は勝点3の獲得が絶対条件となる。

一方、16年ぶりにJ1の舞台に帰って来た東京Vも2月25日・国立競技場での横浜F・マリノス戦で可能性を感じさせる試合を披露しながらも結果を残せなかった。7分山田楓喜の鮮やかなFKで先制すると、出足の鋭いプレスから相手ボールを奪取しショートカウンターを連発。前半は横浜FMをシュート2本に抑え込んだ。

ハーフタイムを待たずに横浜FMは1アンカーから2アンカーに変更してから徐々に盛り返すが、あくまで東京Vペースで試合を進んだ。平均年齢24歳以下の若いメンバーは尽きない運動量と高い集中力とハイインテンシティをキープし、グラウンドで躍動。しかし、勝負を決める2点目は遠く、終了間際にはPKから同点弾を許し、4分後に劇的逆転ゴールを献上。掴みかけた勝点は指の間からこぼれ落ちたのだった。フィールドプレイヤーは日本人のみという異例の布陣でJ1を戦う東京Vもまた、勝負を決めるゴールが今季のキーポイントとなるだろう。

2008年以来のJ1での対戦となるため、通算対戦成績は参考記録のようなものだろう。直近の対戦は2018年8月に行われた『天皇杯 JFA 第98回全日本サッカー選手権大会』4回戦。1-0で勝利した浦和がそのまま頂点まで駆け上がった。ちなみにリーグ戦の対戦成績は浦和の16勝3分13敗。ここ8試合で7勝1分の負けなし、東京Vの勝利は日本中が『FIFA ワールドカップ』に盛り上がった2002年まで遡らないといけない。

果たして、浦和がホーム開幕戦を白星で飾るのか、東京VがJ1で15年4か月ぶりとなる勝利を掴むのか。『明治安田J1』第2節・浦和×東京Vは3月3日(日)・埼玉スタジアム2002にてキックオフ。当日、来場者にカレンダーや手帳に貼って使える『2024 GAME SCHEDULE シール』(全日程ステッカー)をプレゼント(ビジターチームを応援する来場者を除く)。浦和OB福田正博と東京V(当時ヴェルディ川崎)OBラモス瑠偉による特別トークショー「レジェンドトークマッチ」が行われる。南門チケットブース付近の特設ブースでは2024シーズンチケットの会場販売も実施する。チケット発売中。試合の模様はテレ玉、DAZNにて生中継。

浦和レッズ対東京ヴェルディ 明治安田J1リーグのチケット情報
https://t.pia.jp/pia/search_all.do?artistCd=11027107&pfdy=2024&pfdm=03&pfdd=03&ptdy=2024&ptdm=03&ptdd=03&sg=0300101

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