イヤミスの名手もお墨付き!『連続ドラマW 坂の上の赤い屋根』、本日放送・配信スタート
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『連続ドラマW 坂の上の赤い屋根』
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すべて見る過去に起こった凄惨な殺人事件と、その事件をモチーフにした小説企画を立ち上げた編集者、作家たちの思惑が複雑に絡み合うミステリー『連続ドラマW 坂の上の赤い屋根』が本日からWOWOWで放送・配信される。桐谷健太、倉科カナ、橋本良亮、蓮佛美沙子、斉藤由貴らが出演する本作は、最後の最後まで展開が読めず、すべてが解決した後も心にズシリと重みが残る重厚なエンターテインメント作品だ。
この作品のタイトルを聞いたときにまず頭に浮かぶのは、「“坂の上の赤い屋根”って?」という疑問ではないだろうか。この赤い屋根の建物とはなにかというと、前述の“過去に起こった凄惨な殺人事件”の現場となった、坂の上に建つ家のこと。高級住宅地として知られる地域の中でも特に大きく、鮮やかな赤い屋根が目立つその家には、かつて開業医を営む一家が暮らしていたが、娘の青田彩也子(演:工藤美桜)が恋人の大渕秀行(演:橋本良亮)に洗脳されて両親を殺害する事件が発生し、社会を震撼させる。その後逮捕された大渕は裁判中にすべてを告白した書籍『早すぎた自叙伝』を出版。裁判では彼に洗脳された彩也子が両親に手をかけたと判断され、大渕は死刑、一方の彩也子は無期懲役が確定する。
本作の物語がスタートするのは、それから18年後。多くの人はこの事件を忘れていたが、新人作家の小椋沙奈(演:倉科カナ)は、“女子高生両親殺害事件”をモチーフにした小説の企画を、『早すぎた自叙伝』をヒットさせた編集者・橋本涼(演:桐谷健太)に持ちかける。数年前に新人賞を受賞したもののその後は鳴かず飛ばずだった沙奈だけに「ヒット作を書きたい」という功名心を持つのは当然なのだが、それ以上に「この事件を本にせねばならない」という謎の義務感に駆られている様子。私生活もまた謎めいている彼女が、この“坂の上の赤い屋根”で起きた事件にこれほど入れ込むのはなぜなのか……。
本作の原作は、真梨幸子の同名小説。真梨は『殺人鬼フジコの衝動』や『5人のジュンコ』『聖女か悪女』など、登場人物たちの暗部に分け入る心理描写と衝撃的な展開の運びで人気を博しており、読んだ後にイヤな後味が残るミステリー=イヤミスの名手のひとりとしても知られている。その真梨とWOWOWといえば、真梨作品初のテレビドラマ化となった『連続ドラマW 5人のジュンコ』でも手を組んでおりすでに信頼を確立済み。さらに今回監督を務めるのが『殺人鬼フジコの衝動』のドラマ化も手掛けた村上正典というだけあって、真梨自身も「素晴らしい組み合わせです。期待しかありません」と喜びのコメントを残している。
まさに万全の布陣で描かれる真梨ワールド。坂の上の屋敷をめぐって現在と過去を行き交いながら繰り広げられる物語には、“期待”どおりのイヤミス展開が待ち受けているに違いない。編集者・橋本と作家・沙奈の取材を通して明らかになっていく真実とは? そして死刑囚として獄中にいる大渕はそこにどのように関係していくのか? ぜひその衝撃的な結末を確かめてみてはいかがだろうか。
すべての発端となる第1話は、WOWOWプライム、WOWOW4Kで本日午後10時から無料放送、WOWOWオンデマンドでの配信も開始される。また、WOWOWのYouTubeチャンネルでは第1話の無料配信も行われている。
WOWOW『連続ドラマW 坂の上の赤い屋根』
3月3日(日) 午後10時 放送・配信スタート<全5話>
【WOWOWプライム】【WOWOW4K】にて放送(第1話無料放送)、【WOWOWオンデマンド】にて配信
出演:桐谷健太
倉科カナ 橋本良亮 床嶋佳子 工藤美桜 七五三掛龍也
西村元貴 / 宮崎美子 渡辺真起子 蓮佛美沙子 斉藤由貴
原作:真梨幸子『坂の上の赤い屋根』(徳間文庫)
監督:村上正典(『フジコ』第32回ATP賞テレビグランプリ 特別賞・非放送系コンテンツ部門)
脚本:吉川菜美(『連続ドラマW 湊かなえ ポイズンドーター・ホーリーマザー』)
音楽:やまだ豊、南方裕里衣
プロデューサー:村松亜樹(WOWOW) 、橋本芙美(共同テレビ) 、関本純一(共同テレビ)
制作協力:共同テレビ
製作著作:WOWOW
公式サイト:https://www.wowow.co.jp/drama/original/akaiyane/
真梨幸子・原作『連続ドラマW 5人のジュンコ』:https://wod.wowow.co.jp/program/M10745
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