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松井周×菅原直樹「聖地(仮題)」が岡山・三重・埼玉ツアー、出演者募集も

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ハレノワ創造プログラム 松井周×菅原直樹「聖地(仮題)」出演者募集チラシ

ハレノワ創造プログラム 松井周×菅原直樹「聖地(仮題)」が11月から来年1月にかけて、岡山・三重・埼玉にて上演される。

「聖地」は、2010年に松井周が、蜷川幸雄率いる高齢者演劇集団さいたまゴールド・シアターのために書き下ろした作品。安楽死法が施行された近未来の、とある高齢者施設を舞台にした物語で、初演時に大きな話題を呼んだ。2021年に、松井の演出でさいたまゴールド・シアターによる改訂再演が予定されていたが、コロナ禍のため中止を余儀なくされた。

今回の上演では、松井が新たなテーマを掲げ、再創作に挑む。また改訂再演時に俳優として参加予定だった菅原直樹が出演・演出協力で参加。なお出演者は岡山・三重・埼玉各地で行われるオーディションで決定し、5月25日時点で65歳以上の人が対象となる。応募詳細は公式サイトで確認を。応募は4月26日まで受け付けられる。

募集に際し松井は「演劇をつくりましょう。でも今までの演劇とちょっと違うかもしれません」「もしもの世界で一緒に遊んでくれる方を探しています」とコメント。菅原は「松井周さんの演出で、高齢の方と一緒に新しい演劇を生み出す、これほどワクワクすることはありません」と参加の喜びを語った。

公演は11月30日、12月1日に岡山・岡山芸術創造劇場 ハレノワ 小劇場、12月21・22日に三重・三重県文化会館 小ホール、来年1月11日から13日まで埼玉・彩の国さいたま芸術劇場 小ホールにて行われる。

なお松井周×菅原直樹「聖地(仮題)」関連企画として、菅原が講師を務める「対話のワークショップ」が5月25日に岡山芸術創造劇場 ハレノワ 小劇場にて実施される。対象は高校生以上で、応募は4月26日まで受け付けられる。

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