細田守「未来のミライ」アニー賞でインディペンデント作品賞を受賞
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第46回アニー賞の授賞式が日本時間の本日2月3日に行われ、「未来のミライ」がインディペンデント作品賞を受賞した。
細田守が監督した「未来のミライ」は、4歳の男児くんちゃんと未来からやってきた妹ミライちゃんという不思議な“きょうだい”の冒険を描くファンタジー。上白石萌歌、黒木華、星野源、麻生久美子、役所広司、福山雅治らがキャストに名を連ね、高木正勝が音楽を担当している。
授賞式のステージに上がった細田は関係者に感謝を述べたあと、「この作品は僕の子供がモデルです。小さい子と過ごすってなんて素晴らしいんだと思って、それを映画にしました」とコメントした。
1972年に設立され、“アニメーション界のアカデミー賞”と称されるアニー賞。インディペンデント作品賞には、STUDIO4℃の日仏共同製作作品「ムタフカズ」もノミネートされていた。「未来のミライ」は脚本賞の候補にもなっていたが、こちらは受賞を逃している。
なお本作は、第91回アカデミー賞の長編アニメーション賞にもノミネートされており、結果は日本時間2月25日に発表される。
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