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小笠原響、せんがわ劇場芸術監督に就任 10月に芸術監督公演「ドクターズジレンマ」

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小笠原響

演出家の小笠原響が、4月1日に東京・調布市せんがわ劇場の芸術監督に就任することが決定した。

せんがわ劇場は収容定員121席の劇場。小笠原は就任に際し、“せんがわ劇場の3つの展望”を発表し、劇場公式サイトで「『小さいからこそ優れた作品を生み、成長を生み、活力を生み出す劇場』を目指します。調布市の東の片隅で新たに動き出したせんがわ劇場を、調布市の皆様に、そして全国の皆様に、もっともっと可愛がっていただけるよう、最善を尽くします」と思いを語った。

併せて、小笠原芸術監督による第1回公演「ドクターズジレンマ」が10月18日から27日まで同劇場で上演されることが決定した。これはジョージ・バーナード・ショーの戯曲を、小笠原の演出と、小田島創志の新翻訳で立ち上げるもの。出演者には佐藤誓、高山春夫、清水明彦、山口雅義、内田龍磨、佐藤滋、大井川皐月、石川湖太朗、なかじま愛子、星善之が名を連ねた。チケット発売日は9月10日。

小笠原は劇団俳優座、文学座、木山事務所、子供のためのシェイクスピアカンパニーなどで舞台監督・演出助手として演出の研鑽を積み、その後フリーの演出家として活動。2018年に読売演劇大賞優秀演出家賞を受賞。日本芸術文化振興会演劇分野プログラムオフィサーを務めた経験から、近年は劇場を拠点とした演劇事業にも関わり、地域の演劇振興に貢献。2024年、2度目の読売演劇大賞優秀演出家賞を「善人たち」「慈善家-フィランスロピスト」で受賞した。

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