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山崎果倫主演の青春幻想譚「夢の中」5月公開、櫻井圭佑・山谷花純・玉置玲央も出演

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「夢の中」ポスタービジュアル

レプロエンタテインメント主催の映画製作プロジェクト・感動シネマアワードにてグランプリを受賞した映画「夢の中」が、5月10日より東京・アップリンク吉祥寺ほか全国で順次公開されることがわかった。

本作は、夢とも現実ともつかない奇異な世界で互いの感情と記憶が交ざり合っていく男女の姿を描いた青春幻想譚。主演にはドラマ「隣の男はよく食べる」に出演し、2024年に映画「輝け星くず」の公開を控える山崎果倫が選ばれた。

ほかキャストに連続テレビ小説「ちむどんどん」の櫻井圭佑、大河ドラマ「鎌倉殿の13人」や連続テレビ小説「らんまん」に出演の山谷花純、大河ドラマ「光る君へ」の玉置玲央が名を連ねる。監督は短編映画「蝸牛」で知られ、今作で商業デビューを果たす都楳勝(つうめまさる)が務めた。

YouTubeでは特報が公開中。山崎らのコメントは以下に掲載した。

※山崎果倫の崎は立つ崎(たつさき)が正式表記

山崎果倫 コメント

都楳監督が描く世界は、常に静かな熱気が立ち込めていて、包まれていくうちに自分の能動的な感情を思い出させてくれるような力があると感じます。
そんな世界にタエコとして存在することができた経験は、私の生涯で忘れられない大切な宝物になりました。
この作品でタエコという人間を演じている間、自分の心の奥底にある枯渇と欲望といつも静かに見つめ合っていました。
そして自分とは別の人間の人生を生きるということを初めて確かに実感ができた作品でした。
全身全霊で臨んだ作品です。
ぜひ受け取ってください。

櫻井圭佑 コメント

松嶋ショウ役を演じました櫻井圭佑です。
この映画はコロナ禍に若い世代のスタッフ・キャストを中心に制作された作品です。
都楳監督ワールドの中で日々役として、また1人の自分として葛藤しながら撮影をした記憶が今でも鮮明に蘇ります。
撮影から少し時間が経過した今、こうして劇場公開できることを幸せに思います。
より多くの方に劇場で見ていただけることを祈っています。

玉置玲央 コメント

「夢の中」というタイトルは秀逸で、端的に、しかし確実にこの作品のありのままを表していると思う。最初に台本を読んだ際、掴みどころのない台詞のやり取りや人物描写をどう映像化するのだろうと思っていたが、都楳監督の作る画とその色味や風景のお陰で非常に美しい「夢」が立ち上がっていて驚きました。そこに生々しく力強い俳優の演技が乗っかってるもんだから没入感も強烈で、これは台本を読むだけでは得られない感動でした。その感動を是非、皆様にも味わっていただきたいです。どうか一緒に「夢の中」へ行けますように。

山谷花純 コメント

アヤ役を演じさせて頂きました。
初めてモデルという役柄を演じ、カメラのシャッターを切られる度に、本当の自分というものを削ぎ落とされる感覚になり新鮮でした。タイトル通り。まさに夢の中を旅するかのような作品。正直、私の口から物語の説明をすることが今も難しい状態です。
一人一人違った解釈があって良いのが映画だと思うので、皆様がどのような感想を抱くのか楽しみで仕方がありません。
1人でも多くの方に見て頂けることを願っております。

都楳勝 コメント

自分で自分の心に蓋をする事で自分を守っていらっしゃるあなた、いつかその蓋を上手にカパって開けてくれる人が現れますから、鍵は掛けずにいてください。
最初は上手に歩けなくても、手を取り合って歩く道はいつもと違う景色に感じるでしょう。
真っ暗で道が分からなくなったらこの映画を観てください。灯が差す方へ辿り着いたら一緒に語らいましょう。そしてコッソリ教えてください。「夢の中」良い映画でしたよって。

(c)「夢の中」製作委員会