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木戸大聖・山下幸輝・西垣匠・豊田裕大が共同生活「みんな仲良し同級生って感じでした」

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左から)豊田裕大、木戸大聖、山下幸輝、西垣匠 (撮影:映美)

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宝くじで7億円が当選したら、どうする? 誰もが一度は夢をみる、宝くじの高額当選。もしも本当に大金が当たったら? そんな夢を現実化させたドラマが放送される。

坂元裕二や野木亜紀子など有名脚本家を輩出した「ヤングシナリオ大賞」第35回受賞作(受賞者・阿部凌大)『高額当選しちゃいました』が、木戸大聖・山下幸輝・西垣匠・豊田裕大という、日本のエンタメを代表する若手俳優で実写ドラマ化が決まった。

およそ1週間という短い、だからこそ濃密な撮影期間で、4人はどんな関係性を築きあげたのか。

早く、この4人で演じたかった

――ドラマ『高額当選しちゃいました』は、児童養護施設で育った幼なじみの4人がシェアハウスで共同生活をするなかで、ある日突然「宝くじで7億円が当たった!」という驚きの展開から始まる物語です。

西垣匠(以下、西垣) 4人とも24歳の同い年っていう設定で、それぞれすごく個性的なキャラクターです。突出した部分があって、自分の夢を追いかけている。会話劇なのでセリフ量も多く、大変だなと思う部分もありましたが、4人で一緒に頑張りました。

木戸大聖(以下、木戸) やっぱり宝くじの高額当選って、誰しも一回は夢を見ますよね。非現実的だけど、でも宝くじを買っていたら当たる可能性は誰にでもある。もし24歳の男の子4人に7億円が当たったら……? っていう冒頭は、脚本の着眼点としても、とてもおもしろいなと思いました。さっき匠が言ってたみたいに、この4人だから大変な会話劇でも頑張れたし、何よりもこの4人で演じることが楽しみで仕方なかったです。

山下幸輝(以下、山下) 本当に、噛めば噛むほどおもしろい話だと思います。脚本を読むたびに「早く撮影に入りたい」って、そればかり考えてました。読み合わせの時点から、早くこの4人で撮影に入りたい! って。

豊田裕大(以下、豊田) 「もし自分に7億円当たったら何をするかな……」って考えながら脚本を読んでました。本当にこういう展開になるのかな? って思うところもあったり。あとは、小さい頃から一緒に過ごしている4人が、いきなり大金を前にしたらどうなるか。そこをどうやって表現するかも、すごく考えました。

一緒に暮らしているような距離感

――みなさんがそれぞれ演じられた役柄への印象と、ご自分との共通点があれば教えてください。

木戸 僕が演じた新条彰は、この4人のリーダー的存在です。それこそ、シェアハウスを始めたのも彰なんじゃないか? って想像していました。実年齢では僕が一番年上なので、リーダー的ふるまいに生かせるんじゃないかな、と。とにかくいっぱい会話したいなあ、と思っていたんですけど、いざ入ってしまえば自然と和気あいあいとした空気感に。それこそ、本当に共同生活してるんじゃないかな? って思えるくらいでした。

山下 多分、この4人で一番テンションが高いムードメーカーが、僕の演じた川上潤という役で、思ったことや感じたことをとにかく口に出すんです。これまで、そういった感情表現が激しい役を演じてこなかったので、新たな挑戦でした。僕自身、物事を俯瞰するタイプだと思っているので、ギャップがあるぶん楽しんで演じられたと思います。

西垣 今川優人という役は、その場にいるだけで和むような柔らかい雰囲気を持っていて、自分が話すよりも人の話を聞いているほうが楽しいタイプ。僕も自分から積極的に話すタイプではないので、優人と似ているかなと思います。この4人で過ごしているときも、一人で本を読む時間があって、それが苦にならない。「一緒にいるんだから、話さなきゃ!」っていうプレッシャーがないなかでお芝居できたことが、優人として生きることに繋がった気がします。

豊田 最初に脚本を読んだときに、春日司ってすごく怒っている人だな、と思ったんです。その怒りの裏側には冷静さもある。他の3人を叱るときは叱るし、頭が良くて言葉数も多い。僕自身、最近葛藤することが多くて……(笑)、その感情を発散する過程が、司の心境にもリンクすると感じていました。

ときに同級生、ときに熱き仕事仲間

――今回のように、同世代の俳優が集まって、濃い撮影期間を過ごす経験も新鮮なんじゃないかと思います。撮影の合間はどう過ごされていたんでしょうか?

木戸 みんな役柄のまんまだな、って思ってました。幸輝には潤みたいなひょうきんな一面もあるし、匠もずっと本を読んでいて頭が良い印象で、裕大はしょっちゅうベタベタくっついてくる(笑)。

西垣 みんな仲良し同級生! って感じだったよね。この4人のなかで、どのペアになったとしても居心地がいい。ただ、大聖と裕大に関しては、ほんっとうに2人でずっとイチャイチャしてました。壁ドンとかしてて、ああ、それだけの仲じゃないのかな〜って(笑)。

木戸 それだけの仲じゃないってなんだよ、それだけだよ!(笑)

豊田 なんか、僕がわざとくすぐったら、過剰に反応するんですよ、大聖が。だから、やってほしいんだな〜! って思って。

木戸 いや、違うからね!(笑)

豊田 冗談です、すみません! 大聖は本当にいい先輩で、頼りがいがあるので、どうしても甘えちゃいます。大聖は、監督やプロデューサーさん含めての読み合わせのあとも、もう一度自分たちだけで集まりたいって言ってくれたんです。それに対して誰もイヤな顔ひとつしない、むしろ「やろうよ!」って意気込みがすごくて、心地いいなと思いました。

最終日も、お仕事やお芝居の話をがっつりしたよね。何がきっかけでその話の流れになったのか忘れちゃったけど、お互いに大事にしていることとか、この先どうなっていきたいかって話をして。

木戸 今回はほぼ4人でのお芝居なので、会話のテンポ感を重視していたんです。だから、関係性をもっと深めたくて。僕から「また自分たちだけで集まってもいいですか」と提案しました。プライベートな話もしながら、一気に仲良くなれた気がします。僕としては、狙っていた以上の形でクランクインできたな、と。

西垣 撮影中は、真面目な話もしたし、男子高校生みたいな話もしてたよね。最近読んでいる漫画とか、流行っている音楽の話とか。みんな同世代だけど、意外と全員が共通で知ってるものってあんまりなくって、「これ知ってる?」「いや知らないわ〜」っていうのが続いて。

木戸 最後にやっと一致したのがK-POPの話で、TWICEはみんな知ってたね!

西垣 やっと一致したよね!

豊田 音楽の話でいうと、僕はダンスをやってみたくて、幸輝に教えてほしいって話をしたりしました。

山下 したね! 僕が一番歳下なのもあって、みんなお兄ちゃんみたいな感じで、安心していられました。ちょっと甘えすぎちゃってたかも。

西垣 そういえば幸輝、裕大くんと話すときはタメ口なのに、僕と話すときは敬語だよね。僕と裕大くんは同い年なのに。

豊田 え、そうなの? 気づかなかった!

山下 そうだよね、ごめん! 「タメ口でいい?」って聞けばよかったね。

西垣 いや、僕こそ言えばよかったね、「タメ口でいいよ〜」って!

7億円、本当に当選したら?

――シェアハウスで共同生活をする24歳の4人組に、いきなり宝くじ7億円が当選する! というお話にちなんで、本当に高額当選したらどう使いますか? また、この4人のなかで本当に当たりそうな運を持っているのは?

木戸 半分は貯金して、もう半分は好きなように使ったり、周りのみんなにガンガンご馳走しまくったりすると思います。きっとそんな大金を手にしたら、いろいろな意欲がなくなっちゃうような気がして……。でも、お仕事は楽しいから続けたいし。このなかで宝くじが当たりそうなのは……幸輝かな?

山下 なんか、僕もそんな気がする(笑)。

木戸 軽く「当たっちゃいました〜」って言ってそうなイメージ(笑)。

山下 そんな僕は、もし7億円が当たったら、4億円はお父さんとお母さんにあげます。僕自身、あんまり物欲がないタイプなので……残った3億円のうち2億円は貯金して、余った1億円で洋服を買います。

西垣 僕は投資の勉強をして、7億円を元手にもっと増やします。もし1年1000万円で暮らすとしても、70年しか生きられないじゃないですか。もっと贅沢にいきたい(笑)!

本当に当選しそうなのは……裕大かな? そもそも宝くじって、買ってないと当たらないじゃないですか。そう考えると、4人のなかで宝くじを買ってそうなのは裕大だと思う。

豊田 残念ながら、買ってないので……まずは宝くじを買って、匠の言ってくれたことを既成事実にします(笑)。当たったら、そうだなあ……デパ地下で美味しそうなお刺身やお酒をたくさん買って、この4人で飲みたい! 普段の僕は「今日はサーモンだけにしておこう」とか、制限しちゃうので。

そしてやっぱり、この4人で実際に当たりそうなのは、幸輝かな。

山下 僕が一番、運を持ってそうなイメージなんだね!

本当にこの4人でシェアハウスをしたら?

――実際に4人でシェアハウスで暮らすとしたら、役割分担はどうなると思いますか?

木戸 まず、匠くんがお料理担当です。

西垣 料理が好きなので、やります!

山下 僕は片付けが得意なので、片付け担当です。

豊田 僕は、水回り専門です。あとDJ! その日一日のBGMを担当します。朝・昼・夜と、学校の放送みたいに。

木戸 そして僕が、みんなの「足」担当です。どこかに移動するときに、車を出します。

豊田 めっちゃ安心感あるね!

西垣 でもさあ、楽じゃない? そんなに毎日稼働することないよね。

豊田 あ、確かに。じゃあ毎日稼働させよう! わざと用事をつくって!

木戸 どこかに4人で遊びに行くときとかね、運転担当は大事だから。

豊田 でも、そうなると、お酒が飲めないよ。

木戸 そうか……! それはちょっと、その都度相談させてもらおうかな(笑)。

注目ポイントは「会話のテンポ感」「作り込まれたセット」

――これを知っておくとドラマがもっと楽しめる、小さなこだわりやアドリブなどがあったら教えてください。

木戸 僕たち全員共通でつらかったシーンが、高額当選したことがわかって、めちゃくちゃ喜んだシーン。本当に、酸欠になるんじゃないか? ってくらいに喜ばなきゃいけないシーンだったんです。みんなヘロヘロになりながら演じました。

山下 とくに潤はオーバーリアクションな子なので、まるで舞台に上がっているかのような身振りや手振りを意識していました。まだ舞台経験はないんですけど、ちょっとそれを頭に置いていて。そのリズム感が4人の間の空気にも影響していたら、嬉しいです。

西垣 あとみんな、何かしら秘密を抱えています。セリフや表情にさりげなく違和感を残すことを、みんな意識していたんじゃないかな。「ここは伏線かも?」ってヒントを探しながら観てもらえると、より楽しめるんじゃないかと思います。

豊田 とにかく会話量が多いので、そのテンポ感を楽しんでほしいです。あとこの作品は、結構カット割りが多いんです。どんなふうに編集されているのか、僕たち自身も楽しみです。

山下 あと、部屋のセットもすごく凝ってます。それぞれ大切にしている物が部屋中に置かれていたり、好きなものが散りばめられていたり。

豊田 確かに、セット良かったよね! それぞれのカラーが部屋に表れていて、男くさいのにおしゃれで。見たこともないCDがあったり、本がたくさんあったり。

西垣 優人の部屋には、ペンちゃんっていうペンギンのイラストが飾ってあります。すっごくかわいいので、ぜひ見つけてもらえたら嬉しいです!

取材・文:北村有 撮影:映美

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<番組情報>
第35回ヤングシナリオ大賞
『高額当選しちゃいました』

3月23日(土) 15:30~16:30 放送

公式HP:
https://www.fujitv.co.jp/kougakutousen/

公式X(旧Twitter):
https://twitter.com/kougaku_tousen

公式Instagram:
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