パナソニックの2冠か? サントリーの逆襲か? WD名古屋の逆転V2か? 最後のV1男子王者がいよいよ!
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西田有志(パナソニックパンサーズ) (C)JVL
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すべて見る『V・レギュラーラウンド』優勝のパナソニックが一気に頂点まで駆け上がるのか、それともV1女子と同様に『V・ファイナルステージ』で一発勝負の怖さが現実のものとなるのか。今週末からいよいよ『2023-24 V.LEAGUE DIVISION1 WOMEN V・ファイナルステージ』へ突入する。
今季、西田有志、山本智大、ジェスキー,トーマスの大型補強を敢行したパナソニックはシーズン序盤はチーム作りに苦しむと思われたが、そこは経験豊富な3人、スムーズにチームに溶け込んだ。パナソニックは開幕6連勝と好スタートを切ると、一時サントリーサンバーズに1位を譲るも、年末に首位を奪回し、そのままトップの座を守り続けてRR1位を決めた。12月には5年ぶり5度目となる『令和5年度天皇杯 全日本バレーボール選手権大会』制覇も達成した。
ただし、直接対決では2位サントリー、3位ウルフドッグス名古屋といずれも2勝2敗のイーブンとなっている。エース西田は2月下旬から戦線離脱、決してベストメンバーではないものの、2月17日・18日・敵地でWD名古屋と1勝1敗と星を分け合い、3月2日・3日・ホームアリーナでサントリーに2連敗を喫したのは気になる。
もちろん、最後のV1男子チャンピオンの座は譲れない。JTサンダーズ広島とのRR最終戦で勝利に貢献した選手に送られる個人賞「V.leaguer of The Match」に選出された清水邦広は満員のパナソニックアリーナのファンへ、優勝を約束した。
「どれだけコートに立てるかわからない中、1試合1試合1点1点噛み締めながらプレーできた。本当に良かった。これだけ長い歴史で試合をさせてもらい感謝しているし、最後の試合、ホームゲームで勝利できてチームにとっても僕にとっても良かったと思う。これから新たなステップに向けて、リーグはまだまだ続くが、パンサーズの名に恥じないようにプレーしていきたい。
(FSヘ向けて)毎回満員のホームゲームの中戦うのは僕らも感動しながら、感謝しながらプレーした。みなさんの応援があったからこそ、こうやって勝利を積み重ねられたと思う。この恩返しは優勝だと思うので、全員の力でまた優勝を目指してやっていきたい。引き続き応援のほど、よろしくお願いします」
2023-24 V.LEAGUE DIVISION1 MEN 個人賞は以下の通り。
【得点王(最多得点)】パダル,クリスティアン(東レアローズ) 853得点 3年連続3度目
【スパイク賞(アタック決定率)】小野寺太志(サントリーサンバーズ) 57.7% 4年ぶり2度目
【ブロック賞(セット当たりブロック決定本数)】髙橋健太郎(東レアローズ) 1.01本 3年連続3度目
【サーブ賞(サーブ効果率)】西田有志(パナソニックパンサーズ) 12.9% 4年ぶり3度目
【サーブレシーブ賞(サーブレシーブ成功率)】小川智大(ウルフドッグス名古屋) 70.6% 2年ぶり3度目
果たして、最後の『V・プレミアリーグ』王者にして、初代『V.LEAGUE』覇者でもあるパナソニックが最後の『V.LEAGUE』チャンピオンに名を刻むのか。それとも、サントリーがV1女子FSと同じく2位から頂点に立つのか、3位WD名古屋が逆転連覇を手繰り寄せるのか。はたまた4位JT広島、5位日本製鉄堺ブレイザーズ、6位東レアローズが下剋上を遂げるのか。『2023-24 V.LEAGUE DIVISION1 MEN V・ファイナルステージ』クォーターファイナルは3月23日(土)・大田区総合体育館にてWD名古屋×東レ、JT広島×日鉄堺BZ、セミファイナルは24日(日)・大田区にてサントリー×WD名古屋vs東レの勝者、パナソニック×JT広島vs日鉄堺BZの勝者、3月30日(土)・有明コロシアムにて3・5位決定戦、31日(日)・有明にてファイナルを開催。有明開催分のコートエンド・1F指定席のチケットは3月25日(月)一般発売。そのほかのチケットは発売中。
2023-24 V.LEAGUE DIVISION1 MEN V・ファイナルステージのチケット情報
https://t.pia.jp/pia/event/event.do?eventBundleCd=b2449502
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