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山本舞香の表情に隠された悲しい理由とは? 『トレース~科捜研の男~』で描かれる母娘の悲劇

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リアルサウンド

 本日2月4日に放送されるフジテレビ系月9ドラマ『トレース~科捜研の男~』第5話に山本舞香と矢田亜希子が出演。18年前に誘拐され、そのまま行方不明になった娘と母の悲劇の物語が描かれる。

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 元科捜研の古賀慶の漫画『トレース~科捜研法医研究員の追想~』を原作とした本作は、錦戸亮演じる科捜研法医研究員・真野礼二が、「鑑定結果こそが真実」という信念のもと、闇に葬りさられようとしている真実の欠片を見つけ、亡くなった被害者の想いや無念を明らかにしていくサスペンスドラマ。

 第5話では、黒鷹山の山道付近でスナックに勤める海東奈津美(滝沢沙織)の遺体が発見されるも、遺体の周辺からは、海東とは違う人物の毛髪が見つかる。ノンナ(新木優子)がDNA鑑定を行った結果、その毛髪は18年前に誘拐されそのまま行方不明になった女児のものであることが判明。18年前、母親の島本彩花(矢田亜希子)が目を離した隙に、娘・ユウが誘拐され、彩花と父親の彰(山中聡)は身代金を届けたものの、ユウは見つからず、代わりに誘拐犯と思われる神崎徹(石垣佑磨)の遺体が発見されていたのだ。鑑定結果を受け、虎丸(船越英一郎)は今も娘の行方を探している彩花たちに事情を伝え、協力を要請する。

 矢田は、18年前から今に至るまで娘を探し続ける母親・彩花を演じることに対して、「短期間で壮絶な人生を演じることができたと思います」とコメント。また、彩花の娘・ユウを演じる月9初出演の山本と新木はドラマ『チア☆ダン』(TBS系)以来の共演。矢田と新木は、前クールの月9ドラマ『SUITS/スーツ』(フジテレビ系)で共演を果たしている。

 山本演じるユウは、どこか陰があり、虎丸ら警察に対しても反抗的な態度をとる。山本自身、『ホンマでっか!?TV』、『アウト×デラックス』(共にフジテレビ系)などに出演した際、正直に物事を言う気の強いキャラクターで話題を呼んでおり、今回のキャスティングも絶妙と言える。だが、ユウが常に気を張っているのには、実は悲しい理由が隠されている。山本自身も、「ユウの真実や葛藤をいろんな目線でみていただきたいです。そして家族の大切さを皆様に届けられたらと思います」と語っている。

 第5話には、真野がノンナに「予定がないなら付き合ってほしい」と声をかける場面も。ノンナは新人として配属されていた第1話に比較すると、あらゆる事件に関わるようになり、被害者の真実に触れることで成長していく様が頼もしい。第4話では、普段はぶっきらぼうな真野が、転びそうになったノンナに優しく手を差し伸べるシーンで、視聴者のドキドキを誘ったが、真野とノンナの関係に進展があるのかどうか……。シリアスなストーリーの裏にある、2人のいじらしいやり取りにも要注目だ。 (文=島田怜於)