「青春18×2」シュー・グァンハンと清原果耶が香港プレミアに登場、日台の撮影を回想
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左からシュー・グァンハン(許光漢)、清原果耶。
日台合作映画「青春18×2 君へと続く道」でダブル主演を務めたシュー・グァンハン(許光漢 / グレッグ・ハン)と清原果耶が昨日3月29日に香港文化センターで行われた香港国際映画祭のレッドカーペットとインターナショナルプレミアに出席した。
藤井道人が監督を務めた本作では、18年前の台湾で出会った高校生ジミーとバックパッカー・アミの、国境と時を超えた初恋が描かれる。ジミーをシュー・グァンハン、アミを清原が演じた。
シュー・グァンハンは会場に詰め掛けた大勢のファンが見守る中、真紅のドレスに身を包んだ清原を優しくエスコートしながら、赤いじゅうたんが敷かれた階段をゆっくり上がっていく。フォトコールでは「撮影はもちろん、撮影以外の時間も、お互いの言語を教わったりして、交流を深めました」と清原との共演を回想した。一方の清原は「皆さん優しいし、ごはんもおいしいし、景色もきれいで、アミとしてもそうですけど、私自身も撮影を楽しませていただきました」と振り返る。
プレミア上映は、1300人の観客が集まり満席に。シュー・グァンハンは「日本での撮影は、忘れられない経験でした。今回は日本の只見線という鉄道に沿って撮影していました。予告編でも少し出ていましたが、ほんの一部で、撮影時と撮影以外でも目にした景色が本当にきれいで。皆さんにもぜひいつか訪れてほしいと思っています」と述べ、「あそこで過ごした時間は撮影してる感覚がなく、まるで自分の行動や景色を記録したような感じで、ドキュメンタリーのようでした」と語る。清原は「(台湾の)台南での撮影は、景色も美しく、食べ物もおいしく、人も空気も温かくて、すごく充実した時間でした」と笑みをこぼした。
なお台湾で3月14日に世界最速公開された本作は、台湾全土で5000万元の興行収入を突破。2024年に台湾で公開された台湾映画では現時点で興行収入1位を記録している。
「青春18×2 君へと続く道」は、5月3日より東京・TOHOシネマズ 日比谷ほか全国でロードショー。
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