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山崎銀之丞「必ず面白くなると自負」 早乙女太一・友貴らも出演の舞台『NEO大衆アンダーグラウンド〜零〜』上演へ

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山崎銀之丞

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俳優の山崎銀之丞が総合演出を務める舞台『NEO大衆アンダーグラウンド 〜零〜』が2024年4月9日(火) から14日(日) まで赤坂RED/THEATERで上演される。

出演者は、ザ・ギース、スギちゃん、ジャッキーちゃん、松村邦洋、バッファロー吾郎A、ラブレターズ、田辺いちか、早乙女友貴、早乙女太一、柳家喬太郎、春風亭柳枝が日替わりで出演し、山崎銀之丞、春日壽、ダンサーのOshizu、hinata、Lunaが全公演に出演する。

実にバラエティ豊かな顔ぶれだが、基本的に出演者それぞれが“芸”を見せていくスタイルになるといい、山崎も「僕の大好きな面白い方々に集まっていただいて、大変光栄に思っています。日舞もジャズダンスも、お笑いのコントや漫談、講談や落語なんかもあります。なかなか生でご覧になったことがないものをお見せできるのではないかなと思って。必ず面白くなると自負しています」と胸を張る。

山崎自身、この公演を「11歳の子役時代から俳優人生50年の“集大成”」と位置付ける。山崎は「僕もいい年なので、どこまで生きられるか分かりません。セリフ覚えも段々悪くなってきたし、舞台の活動をもうこの『NEO大衆アンダーグラウンド』に集約して、今後、俳優としてはテレビドラマを中心とした活動にしていこうと思っています」と胸の内を明かす。

年を重ねても舞台を続ける理由を改めて問うと、山崎は「つかこうへいさんの存在ですかね。僕はつかさんの運転手からやってきた人間なんですが、多分つかさんの影響がなければこの企画もできなかったと思う」といい、「彼の総合的なプロデュースの仕方や、厳しいながらもキャストやスタッフを大切に思う気持ちに影響を受けています」。台本がなく、口立てでセリフを積み上げていくというつかの稽古スタイルを振り返りながら「本番中に袖に帰るとつかさんが待ち構えていて、1ページぐらいのセリフを口立てで伝えられることもありました。本番中ですよ?他の役者はそれを知らないから唖然としているんですけど、それを1番喜んでいたのはつかさんでね。彼は62歳で亡くなっちゃいますが、僕も今年62歳になるんです。つかさんが見なかった景色を、僕は見せてもらおうと思っています」。

本公演のタイトルに「零」と加えたのは、これからも本作をシリーズ化していきたいという思いから。観客へのメッセージとして山崎は「とにかくお客様には大笑いしていただいて、泣いて帰っていただきたい。もうそれだけです」と語った。なお、早乙女友貴が出演する12日(金) 14時回、19時回、早乙女太一が出演する13日(土) 14時回、19時回は映像配信もあるほか、山崎の愛犬でミニチュアシュナウザーのパトラは全日程劇場の受付にいる予定だという。

取材・文:五月女菜穂

<公演情報>
YAMAZAKI GINNOJO PRESENTS
NEO大衆アンダーグラウンド ~零~

公演期間:2024年4月9日(火) ~ 2024年4月14日(日)
会場:赤坂RED/THEATER

チケット情報:
https://w.pia.jp/t/neotu/