Download on the App Store ANDROID APP ON Google Play
Download on the App Store ANDROID APP ON Google Play
ぴあ 総合TOP > FC東京が再びイーブンに戻すか? 浦和が今季初の連勝を飾るのか?

FC東京が再びイーブンに戻すか? 浦和が今季初の連勝を飾るのか?

スポーツ

ニュース

チケットぴあ

荒木遼太郎(FC東京) (C)J.LEAGUE

続きを読む

フォトギャラリー(2件)

すべて見る

求められるのはリバウンドメンタリティだ。3月30日の『多摩川クラシコ』で0-3の完敗を喫したFC東京に落ち込んでいる暇はない。4月3日(水)には国立競技場での『明治安田J1リーグ』第6節・浦和レッズ戦が待っている。その4日後には同じく国立で鹿島アントラーズを迎え撃つのだ。川崎フロンターレに敗れて1勝2分2敗・勝点5の15位まで順位を下げた。次で五分の星に戻すのか、このままずるずる後退するのか。浦和、鹿島との国立2連戦でFC東京の真価が問われることになる。

前節は悔しい黒星となった。トップに荒木遼太郎、トップ下に松木玖生とひとつ高い位置へ移し、ボランチには高宇洋、出場停止のCBエンリケ・トレヴィザンに代わって木本恭生を配置して、今季初勝利と24年ぶりとなる福岡での勝ちを掴んだ第4節・アビスパ福岡戦と同じメンバーを並べたFC東京。序盤から互いにボールへの激しい寄せを見せて好試合の予感を漂わせるが、時間の経過とともにペースは川崎Fへ。34分には左サイドからのクロスを木本がクリアしようとするもポストを直撃。跳ね返りを詰められて先制点を献上した。

後半はワンサイドゲームの様相に。川崎FはFC東京を自陣に押し込み、ボールを取られてもすぐさまボールを取り返して分厚い攻撃を繰り広げた。59分にはエリソンにDFラインの裏を取られてゴールネットを揺らされたが、これはオフサイドでヒヤリ。64分にディエゴ・オリヴェイラ、ジャジャ・シルバ、 小柏剛のアタッカー陣を投入するも流れを変わらず。72分にはエリソンの決定機を阻止したGK波多野豪が一発退場に遭う。

83分に右サイドを完全に破られて追加点を決められると、試合終了間際にもとどめの一発を決められた。シュート本数は川崎Fの18本に対して、FC東京は4本。しかも後半はシュート0に封じられたのだった。

ショッキングな完敗にも、ピーター・クラモフスキー監督は「みんなが痛みを感じている。もっと強くなって帰ってきたいと思う。もっとシュートを打っていかないといけないし、相手DFの裏を取らないといけないし、ボックス内で脅威にならないといけない。これから試合が続くので、誰がリカバリーし、誰が出られるのか。この痛みを持って、グループとしてもっと強くなれればと思っている」 と前を向いた。

『パリ五輪』予選となる『AFC U23アジアカップ カタール 2024』に臨むU-23日本代表のメンバーは4月4日(木)に発表となる。荒木、松木、左SBバングーナガンデ佳史扶、GK野澤大志ブランドンの五輪代表候補たちも最後のアピールをしたいところだろう。

対する浦和の調子は上向きである。前節はホームで福岡と対峙。序盤から立て続けにチアゴ・サンタナが惜しいシュートを放つも得点には至らず。逆に福岡がワンチャンスを生かす。28分に左SB渡邊凌磨がロングパスをカットできずに通されると、そのままロングシュートを決められて福岡が先制。

スコアが動いても攻める浦和、守る福岡の構図は変わらず。65分、右SB酒井宏樹のクロスにファーへ流れた渡邊が左足を合わせて同点。69分には右ウイング前田直輝のカットインからのシュートがハンドを誘い、PKを獲得すると、このPKをT・サンタナが決めてついに逆転した。その後、福岡の反撃に出て、オープンな展開となったが、浦和はこのまま試合を締めた。今季ホーム初勝利をマークした浦和は2勝2分1敗・勝点8の8位に浮上した。

試合後、渡邊は「前半のミスを取り返したい一心でゴール前に走っていた。それが結果につながったと思う。あれでプラマイゼロ、引き分けだったら自分のことを責めていた。本当に勝てて良かった」と安堵の表情を見せつつ、「今は全然満足していないし、このチームでもっと上に行きたい思いが強い。次節も絶対に負けられない戦いがあるし、1試合1試合やっていければ」と古巣との再会に目を向けた。

リーグ戦での通算対戦成績は浦和が22勝12分10敗と勝ち越しているが、直近10試合ではFC東京が3勝5分2敗と盛り返している。昨季も開幕戦で2-0とFC東京が白星スタートを切ると、第20節では敵地でスコアレスドロー。浦和に1ゴールも許していない。

果たして、FC東京が再び星をイーブンに戻すのか、浦和が今季初の連勝で乗って行くのか。『明治安田J1』第6節・FC東京×浦和は4月3日(水)・国立競技場にてキックオフ。当日は『ぴあDay』として開催。FC東京史上最大発数の特殊効果花火の打ち上げを行うほか、ムービングライトやレーザーによる照明演出も。ハーフタイムには人気アーティストの「FRUITS ZIPPER」が来場し、スペシャルLIVEを実施。またぴあが手掛ける「サッカー観戦」×「旅」をテーマにしたアプリ「ユニタビ」のブースも出展する。チケットはFC東京チケット(Jリーグチケット)にて発売中。試合の模様はDAZNにて生中継。

FC東京チケット(Jリーグチケット)
https://www.jleague-ticket.jp/

フォトギャラリー(2件)

すべて見る