東京タンバリンわのわ公演「花に嵐」会場は東京国立博物館、山崎美貴・一龍齋貞寿ら出演
ステージ
ニュース
「東京タンバリン『花に嵐』」チラシ表
「東京タンバリン『花に嵐』」が、4月4日から7日まで東京・東京国立博物館 九条館で上演される。
東京タンバリンは2015年から、“和をモチーフに輪を広げていこう”というコンセプトのもと、「わのわ」公演を展開してきた。作・演出を高井浩子が手がける本作では、東京国立博物館アンバサダーの文学座・山崎美貴、講談師の一龍齋貞寿らをゲストに迎え、演劇と講談がコラボレートした内容が展開する。1990年、夫を亡くした榎本さくらは20年ぶりに仕事に出る。古い友人が営む日本料理菊池で働くことになるさくらだが、従業員にはなかなか受け入れてもらえず……。
榎本さくら役の山崎は「今回は講談とのコラボということで、他ではなかなか見ることのできない新しい感じの演劇をお届けできると思います。昨年からアンバサダーを務めている東京国立博物館の九条館での公演ということで、会場の雰囲気も併せてぜひお楽しみください」とコメント。
演劇公演に初参加する貞寿は「講談は釈台があって座って語るので、釈台がなくて立ってお芝居をするなんて、恥ずかしくてどうしようという気持ちでいっぱいですが、作・演出の高井さんが講談をすごく勉強してくださったので、講談と芝居が非常に面白くコラボレーションされていると思いますし、初めての演劇が高井さんの作品でよかった、と思っています」と語った。
山崎美貴コメント
東京タンバリンの「わのわ」公演では、「花筏」「さとうは甘い」で「さくら」という名前の役をやらせていただきました。作品ごとに違う人物なのですが、今回も「さくら」役です。タイトルにもある通り、女同士のバトルという名の「嵐」が巻き起こる中で、今回はどんなさくらさんなのか、楽しみにしていただければと思います。今回は講談とのコラボということで、他ではなかなか見ることのできない新しい感じの演劇をお届けできると思います。昨年からアンバサダーを務めている東京国立博物館の九条館での公演ということで、会場の雰囲気も併せてぜひお楽しみください。
一龍齋貞寿コメント
今回、初めて演劇公演に参加しています。講談と演劇、全く違う芸能だな、と日々のお稽古の中で感じます。講談は釈台があって座って語るので、釈台がなくて立ってお芝居をするなんて、恥ずかしくてどうしようという気持ちでいっぱいですが、作・演出の高井さんが講談をすごく勉強してくださったので、講談と芝居が非常に面白くコラボレーションされていると思いますし、初めての演劇が高井さんの作品でよかった、と思っています。演者とお客様の距離がとても近い空間で、講談とお芝居を身近に感じていただけると思いますので、ぜひ気楽に足をお運びください。
%play_506_v1%