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横浜FMも川崎Fも必勝あるのみ! 神奈川ダービーは譲れない!!

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永戸勝也(横浜F・マリノス) (C)J.LEAGUE

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前節の悔しい逆転負けを払拭したい横浜F・マリノスと『多摩川クラシコ』で連敗を止めた勢いを持続したい川崎フロンターレ。2勝2敗で暫定11位に甘んじる横浜FMにとっても、2勝3敗の暫定10位の川崎Fにとっても、『2024明治安田J1リーグ』第6節は譲れないゲームとなる。『神奈川ダービー』とあれば、なおさらである。

3月30日・敵地での名古屋グランパス戦は前半から互いにチャンスを作りながら、両GKの好セーブもあり、スコアレスでゲームが進んだ。緊迫感が漂う中、先制点をマークしたのは横浜FMだった。MF渡辺皓太の高い位置でのボール奪取からエウベル、アンデルソン・ロペス、再びエウベルと波状攻撃を見せると、“4度目の正直”で放った左SB永戸勝也のダイレクトシュートがズバリ。54分に均衡が破れた。同点弾か、追加点か。次の1点が大きな意味を持つ中、意外な形でゴールが生まれた。

76分、ハリー・キューウェル監督は右SB加藤蓮とともに、負傷した渡辺を交代しようとしたが、認められずに試合は再開。数的不利の中、最終ラインのロングパスからDFラインの裏を取られ、後ろからの浮き球を森島司がダイレクトで決めるスーパーループで同点。横浜FMの抗議も虚しく、試合は振り出しに戻った。その後も横浜FMはゴールへの圧力を高める。途中出場の植中朝日の強烈ミドルはA・ロペスに当たるも、クリアボールを拾った永戸が速いクロスを送るとA・ロペスがヘディングシュート。それでもゴールが生まれず、引き分け濃厚と思われた試合終了間際にはボックス近くでFKを与えると途中投入のスペシャリスト山中亮輔が左足一閃。名古屋が劇的逆転勝利を飾ったのだった。

開幕から白星と黒星が交互に繰り返すことになった横浜FMだが、ここで連敗をするわけにはいかない。不運な敗戦となった名古屋戦から無理にでも切り替えなければならない。前節から始まった5連戦の先には『AFCチャンピオンズリーグ2023-24』準決勝が待っている。上昇気流に乗って、蔚山現代戦、そしてGW決戦へ向かいたいところ。

一方、『多摩川クラシコ』で3連敗を止めた川崎Fは『神奈川ダービー』で連勝モードに突入したい。いや、前節のFC東京戦を浮上のキッカケにしなければならない。それだけ、3月30日のゲームは見事だった。両軍とも素早い攻守の切り替えからチャンスを作るが、時間の経過とともに川崎Fペースに。34分相手DFのクリアミスをMF脇坂泰斗が詰めて先制すると、後半は一方的な展開に。川崎Fが自陣にFC東京を押し込み、ボールを取られてもすぐさまボールを奪い返して分厚い攻撃を繰り広げたのだ。

59分CFエリソンがゴールネットを揺らしたが、惜しくもオフサイド。72分に再びエリソンが抜け出すと、相手GKは思わずファウルでストップして数的有利に。62分にはMF山内日向汰とFW山田新をピッチに送り出すとその1分後、DF高井幸大のフィードを山内が裏抜け、ペナルティエリアを深く切り込んでクロスを送ると、山田が左足をヒット。アカデミー出身の若い3人で追加点をマークした。試合終了間際には第3・4節では右SBに回り、中盤に戻り躍動していた橘田健人がダメ押しのミドルを決めて試合を締めた。シュート4本のFC東京に対して、川崎Fは18本ものシュートの雨を降らした。後半は相手をシュート0に封じ込めたのだ。

今季ホーム初勝利となる白星でJ1ホーム通算200勝を達成した鬼木達監督が「この1勝に満足するのではなく、ここからがスタートだと思って、とにかく次のゲームに勝たないと意味がないので、しっかりとつなげていきたい」と言えば、脇坂主将も「今日勝てたが、生かすも殺すも次次第なのでしっかり準備して臨みたい」とキッパリ。

J1での通算対戦成績は川崎Fの18勝7分15敗と勝ち越し、直近10試合では5勝2分3敗と分がいい。ただ、ここ2シーズンは1勝1敗と星を分け合っている。

果たして、勝負の『神奈川ダービー』で横浜FMが嫌な流れを払拭するのか、川崎Fが白星街道へ突入するのか。『明治安田J1』第6節・横浜FM×川崎Fは4月3日(水)・日産スタジアムにてキックオフ。試合前のトリコロールランドステージでは両クラブのレジェンド選手を招いてトークショーを実施。今回はスペシャルMCのペナルティのワッキー、栗原勇蔵クラブシップ・キャプテン、フロンターレOBの鄭大世が登場する。選手入場時はナイトゲームの定番「トリコロールギャラクシー(暗転演出)」で盛り上げる。チケットはチケットF・マリノス(Jリーグチケット)にて発売中。試合の模様はDAZNにて生中継。

チケットF・マリノス(Jリーグチケット)
https://www.jleague-ticket.jp/

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