ADHDの女子高生2人の交流を描く「ノルマル17歳。」アップリンク吉祥寺で公開
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「ノルマル17歳。― わたしたちはADHD ―」メインビジュアル
映画「ノルマル17歳。― わたしたちはADHD ―」が4月5日に東京・アップリンク吉祥寺で公開される。
発達障害の1つであるADHD(注意欠如・多動性障害)をテーマに、当事者である女子高生2人の交流が描かれる本作。ひどい物忘れに悩む高校生・絃(いと)は、重要なテストの日に目覚ましをかけ忘れて寝坊してしまう。ショックのあまり登校せず、見知らぬ公園にたどり着いた彼女は、そこで出会ったギャル高校生・朱里からADHDだと打ち明けられ、友達として親しい仲に。しかし、2人の姿を見た絃の母親は朱里の派手な身なりに不快感を持ち、朱里との交際を禁止してしまう。一方で朱里は、自分の症状によって家族から孤立し、次第に部屋に引きこもっていくのだった。北宗羽介が監督を務めた。
オーディションで選ばれた新人の鈴木心緒が朱里、西川茉莉が絃を演じたほか、絃の母親役で眞鍋かをり、朱里に厳しくあたる父親役で福澤朗、主人公たちを導く神社の宮司役で村野武範が出演。予告編はYouTubeで公開されており、初日から3日間は上映後の舞台挨拶も予定している。詳細はアップリンク吉祥寺の公式サイトで確認を。
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