古本恭一監督・主演作「シュナイドマンの憂鬱」5月末に公開、大和田伸也と共演
映画
ニュース
「シュナイドマンの憂鬱」ポスタービジュアル
「不完全世界」「CODE-D 魔女たちの消えた家」の古本恭一が監督・主演を務め、大和田伸也と共演した短編映画「シュナイドマンの憂鬱」が5月31日より東京・シモキタ - エキマエ - シネマ「K2」で公開されることがわかった。
ベルギー国際映画祭など世界各地で19の受賞を果たした本作は、岩壁から飛び降りたい男を主人公に据えたコメディ。山道を登り、断崖絶壁にたどり着いた男に奇妙な人々が近づいていく。水津亜子、高山璃子、小林萌夏、藤真由美、南久松真奈、鈴木達也らも出演。古本は編集・原案も担い、水津が脚本を執筆した。
「ようこそ、混沌(カオス)へ」とテロップが浮かび上がる予告編には、人生に絶望した男とそれを見守る女など、個性的なキャラクターたちが映し出される。古本は「今まで出会った自死した人の周りにも、こんな風に、ユーモラスな、逞しく生き抜く人々がいてくれれば、違う結末が待っていたかもしれない。そう想いながら映画を撮った」とコメントした。
古本恭一 コメント
今まで出会った自死した人の周りにも、こんな風に、ユーモラスな、
逞しく生き抜く人々がいてくれれば、違う結末が待っていたかもしれない。そう想いながら映画を撮った。
この世界は、人間は、そんなに悪いものでもない。
疫病の流行、戦争…より閉塞的となった世の中を、逞しいユーモアで照らしたい。