永田崇人が一人芝居に挑戦、フィリップ・リドリー作「ポルターガイスト」

永田崇人による一人芝居「石井光三オフィスプロデュース『ポルターガイスト』」が、6月14日から23日まで東京・東京芸術劇場 シアターウエストで上演される。

フィリップ・リドリー作「ポルターガイスト」は、2020年にイギリス・ロンドンで初演された作品。今回は同作が、村井雄の上演台本・演出、永田の出演により日本初演される。主人公のサーシャは、十代で描いた大規模な壁画で注目を集めた。サーシャは才能ある若手芸術家としてアート界に旋風を巻き起こすはずだったが、今ではすっかり世間から忘れ去られ、文具店で働きながら絵を描き、古びた賃貸アパートにパートナーと住んでいて……。

劇中では永田が、主人公をはじめ、少女や近所のおじさんといった劇中のキャラクター10役を演じ分ける。上演に際し、永田は「俳優永田崇人30歳。脱皮します。一人芝居。この4文字の言葉に抱いていた印象は、憧れと恐怖です。そして、自分の中では前者が勝利したみたいです」と語り、「自分を信じてオファーをくださった関係者の皆様ありがとうございます。全身全霊をかけて挑む所存です」と意気込みを述べた。

また村田は「コロナ禍で執筆されたフィリップ・リドリー氏による一人芝居に永田崇人さんと挑みます。主人公サーシャの精神的な（ソーシャル）ディスタンスの先に在るものに辿り着きたいと思います。どうぞ、ご期待ください」と述べた。チケットの一般前売りは5月10日にスタート。

永田崇人コメント

俳優永田崇人30歳。脱皮します。一人芝居。この4文字の言葉に抱いていた印象は、憧れと恐怖です。そして、自分の中では前者が勝利したみたいです。リドリーの「ポルターガイスト」はホラーではありません。むしろ前向きなお話です。自分を信じてオファーをくださった関係者の皆様ありがとうございます。全身全霊をかけて挑む所存です。劇場にてお待ちしております。

村井雄コメント

コロナ禍で執筆されたフィリップ・リドリー氏による一人芝居に永田崇人さんと挑みます。主人公サーシャの精神的な（ソーシャル）ディスタンスの先に在るものに辿り着きたいと思います。どうぞ、ご期待ください。