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『徳川美術館展 尾張徳川家の至宝』4月27日から 大名道具を通して尾張徳川家の歴史と華やかな大名文化を紹介

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《銀溜白糸威具足》江戸時代 17世紀 徳川美術館蔵

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2024年4月27日(土)より、大阪のあべのハルカス美術館では、『徳川美術館展 尾張徳川家の至宝』を開催する。尾張徳川家の至宝を保存・公開している名古屋市、徳川美術館のコレクションより、尾張徳川家の歴史と華やかな大名文化を紹介する展覧会だ。

徳川将軍家に連なる御三家の筆頭格で、諸大名の中でも最も高い格式を誇っていた尾張徳川家。家康の九男・義直(1600-50)が創始して以来、この家系には、家康の遺品「駿府御分物(すんぷおわけもの)」をはじめ、歴代当主や夫人たちの遺愛品など一万件余りが伝えられてきた。その精華を紹介する同展では、まず第一章「尚武」で、武家の象徴として大切に守り伝えられてきた、甲冑や刀剣など格式ある「いくさ道具」を紹介。大阪落城で焼けるも再刃された、刀剣ファンに人気の《脇指 銘 吉光 名物 鯰尾藤四郞》も大阪に帰省する。

《脇指 銘 吉光 名物 鯰尾藤四郞》、鎌倉時代 13世紀

第二章の「清雅」では、大名が礼法や教養として求め られた茶・能・香といった文化的な側面に焦点を当てる。また第三章「求美」では、大名やその家族が「奥」と呼ばれるプライベートな空間で、趣味や教養を高めるために使用した「奥道具」の数々を展示。第四章「至宝」では、現存最古の源氏絵の遺例である国宝「源氏物語絵巻」と、三代将軍家光の長女・千代姫の婚礼調度、国宝「初音の調度」を紹介する。

国宝《初音蒔絵旅櫛箱》江戸時代 寛永16年(1639) ※展示期間:4/27~5/26

なお、「源氏物語絵巻」は《竹河(一)》《早蕨》《宿木(三)》《東屋(二)》の四場面を、それぞれ約2週間ずつ、「初音の調度」は《初音蒔絵旅櫛箱》と《胡蝶蒔絵掛硯箱》を、約一カ月ずつ展示する。作品や期間については変更する場合もあるので、展示スケジュールは講演会などの関連イベントの詳細と合せて、美術館ホームページで確認を。

<開催概要>
『徳川美術館展 尾張徳川家の至宝』

会期: 2024年4月27日(土)~6月23日(日) ※会期中、展示替えあり
会場:あべのハルカス美術館
時間:10:00~20:00、月土日祝は18:00まで(入館は閉館30分前まで)
休館日: 5月7日(火)、5月27日(月)
料金:一般1,800円、大高1,400円、中小500円
公式サイト:
https://www.aham.jp/

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