ラッパ屋の創立40周年記念公演は“いま一番見てほしい大人の喜劇”「七人の墓友」
ステージ
ニュース
「ラッパ屋 第49回公演『七人の墓友』」チラシ表
「ラッパ屋 第49回公演『七人の墓友』」が、6月22日から30日まで東京・紀伊國屋ホールで上演される。
「七人の墓友」は、ラッパ屋主宰の鈴木聡が劇団俳優座に書き下ろし、2014年に初演された作品。今回はラッパ屋の創立40周年と、紀伊國屋ホールの開場60周年を記念して上演される。
劇中では、同じ墓に入る友達“墓友”を題材にした物語が展開。脚本・演出を手がける鈴木は「テーマは真面目だけど、笑いながら人生のあれこれを考えてもらえる『いま一番見てほしい大人の喜劇』と胸を張って言える舞台にしたいと思います。コロナ以降、世の中の価値観やライフスタイル、人との関係の在り方が激変して、僕自身戸惑っています。足元を、大事なことを確かめたい。そんな思いでお届けする『七人の墓友』。是非、観に来てください。お若い方もね!」とコメントしている。
チケットの前売りは4月27日10:00にスタートする。
鈴木聡コメント
「七人の墓友」は僕が劇団俳優座に書き下ろし、2014年に初演されました。演出は佐藤徹也さん。好評を博し全国をツアーし、10万人の動員を達成したそうです。佐藤さんや俳優座の俳優さんたちと議論を重ね、お世話をする団体の方や実際の墓友の皆さんにリアルなお話を伺って書いたこの芝居は、僕にとっても思い入れのある、ちょっとした自信作です。
「墓友」は一緒のお墓に入るお友達のこと。一人暮らしの高齢者が増えている昨今、こうした新しいカタチのお墓を選ぶ人が増えているのです。家族があるのに選ぶ人もいる。「死んでまで亭主と同じお墓に入りたくないの」なんてね。でもこれ、終活を考え始めた高齢者の方だけの話ではありません。家族のこと、パートナーのこと、一人で生きること、誰かと生きること……そう考えれば若い皆さんにも深ーく関係のある話だと思うのです。
さて、この作品を創立40周年(われながらびっくり!)の今年、ラッパ屋で上演します。俳優座さんの上演では登場人物の年齢に近い超ベテランの俳優さんたちが、ホンモノの存在感を放ちながら演じてくださってとっても良かった。これを若輩者(と言っても、僕自身もう高齢者ですが)のわれわれがやると一味も二味も違う舞台になるんじゃないか。(お笑い度UPの予感)。テーマは真面目だけど、笑いながら人生のあれこれを考えてもらえる「いま一番見てほしい大人の喜劇」と胸を張って言える舞台にしたいと思います。
コロナ以降、世の中の価値観やライフスタイル、人との関係の在り方が激変して、僕自身戸惑っています。足元を、大事なことを確かめたい。そんな思いでお届けする「七人の墓友」。
是非、観に来てください。お若い方もね!
%play_623_v1%