「橋弁慶」で中村獅童が弁慶、中村陽喜が牛若丸に 全国巡演「松竹特別歌舞伎」
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「橋弁慶」より、左から中村陽喜扮する牛若丸、中村獅童扮する武蔵坊弁慶。
令和6年度(公社)全国公立文化施設協会主催「松竹特別歌舞伎」が、6月30日の東京・北とぴあ さくらホール公演を皮切りに、7月31日まで全国を巡演する。
「松竹特別歌舞伎」の出演者には、中村獅童、中村種之助、中村蝶紫、澤村國矢、中村獅一に加え、6月に東京・歌舞伎座で行われる「六月大歌舞伎」で、初代中村陽喜として初舞台を踏む小川陽喜が名を連ねた。本公演では、歌舞伎初心者の疑問に答えたり、歌舞伎俳優が舞台に出るまでを紹介したりと、歌舞伎の魅力を説明する「中村獅童のHOW TO かぶき」でスタートし、名古屋山三を國矢、不破伴左衛門を獅一、留女を蝶紫が勤める「鞘當」、そして種之助による「供奴」が続く。公演のラストには、獅童が武蔵坊弁慶、陽喜が牛若丸に扮する「橋弁慶」が披露される。
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