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音楽家・加藤和彦のドキュメンタリー「トノバン」予告編、ナレーションは高野寛が担当

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「トノバン 音楽家 加藤和彦とその時代」ポスタービジュアル

2009年に62歳で死去した音楽家・加藤和彦を追ったドキュメンタリー「トノバン 音楽家 加藤和彦とその時代」の予告編がYouTubeで公開された。

“トノバン”の愛称で知られ、ザ・フォーク・クルセダーズやサディスティック・ミカ・バンドのメンバーとしても活躍した加藤。本作ではソロミュージシャンや作曲家、プロデューサーの顔も持つ彼の“ヨーロッパ三部作”と呼ばれるアルバムに隠された逸話が語られる。ザ・フォーク・クルセダーズの結成秘話、サディスティック・ミカ・バンドの海外公演やレコーディング風景などを交えた貴重映像も収録された。

予告編にはサディスティック・ミカ・バンドの楽曲「タイムマシンにお願い」や、ジャンルをまたいだ多彩な関係者によるインタビューの一部が収められている。ナレーションは、本作のために新録された「あの素晴しい愛をもう一度~2024Ver.」のアレンジャーであり本編にも出演しているミュージシャン・高野寛が担当した。

企画・構成・監督・プロデュースを担当した相原裕美は「前作『音響ハウス Melody-Go-Round』完成試写会の時に、高橋幸宏さんから何気無く『トノバン(加藤和彦)って、もう少し評価されても良いのじゃないかな? 今だったら、僕も話すことが出来るけど』と言われたのが、加藤和彦さんに強く興味を持ったきっかけでした。それから、加藤さんの事を調べれば調べる程、革新的な事や、新しいスタイルを産み出している事等々、音楽業界にいながら加藤さんの事を本当に知らなかった、と愕然となりました。微力ながらこの映画が、加藤和彦さんの再評価につながればと思います」とコメントしている。

「トノバン 音楽家 加藤和彦とその時代」は、5月31日より東京・TOHOシネマズ シャンテほか全国で順次公開。

(c)2024「トノバン」製作委員会