松坂桃李、ブルーリボン賞授賞式で「孤狼の血」続編に熱意「僕は準備できてる」
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松坂桃李
本日2月6日に第61回ブルーリボン賞の授賞式が東京・イイノホールで行われ、助演男優賞を獲得した松坂桃李が出席した。
松坂は「孤狼の血」での若き刑事・日岡秀一役で同賞に輝いた。舞台「ヘンリー五世」の稽古のあと急いで会場に駆け付けた松坂は「ギリギリになってしまい申し訳ありません」と挨拶し、「記者の方たちに選んでいただけたとのことで、ありがとうございます」と感謝を述べる。またデビューして間もない頃、1人の記者からよくインタビューを受けていたことに触れ「デビューから5年目くらいに、その方から手紙をいただいたんです。そこには『テレビに出ている姿を観ると、ちょっと浮かれているように感じる。態度が昔と違う』といった内容が書かれていて、そのときに背筋がピッとしました。その記者さんのおかげでいろいろな方たちの声を改めて聞こうと思えるようになった。お礼を言いたいです」と感慨深げに語った。
続いて松坂は「孤狼の血」で共演した役所広司とのエピソードを明かす。「初めて一緒にお芝居をさせていただいたのは『日本のいちばん長い日』だったんですけど、そのときは一言もしゃべらないような空気感で。でも『孤狼の血』ではものすごくフランクだったんです。カメラが回っていないところでもそういう差があることに刺激を受けました」と振り返った。また司会の阿部サダヲと新垣結衣は、「孤狼の血」の監督である白石和彌をステージに招き入れる。“イケメンを崩したい”という心持ちで撮影に臨んだという白石は現在の松坂を見て「またイケメンに戻ってきた」と指摘し、「この間香港に行ってきたんですけど、続編はどうなってるんだと言われました。(公開が)いつになるかはわからないですけど、脚本は作っています」と説明。松坂は「僕は準備できてるんで」と出演への熱意をアピールした。