「ブラック・クランズマン」予告解禁、黒人刑事がKKKに電話「俺は黒人が嫌いだ」
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「ブラック・クランズマン」ポスタービジュアル
第91回アカデミー賞で作品賞を含む6部門にノミネートされている「ブラック・クランズマン」の予告編が、YouTubeにて公開された。
1979年、アメリカ・コロラド州コロラドスプリングスの警察署で初の黒人刑事として採用されたロン・ストールワースを主人公とした本作。彼が過激な白人至上主義団体KKK(クー・クラックス・クラン)への潜入捜査を試みた実話を描く。デンゼル・ワシントンを父に持つジョン・デヴィッド・ワシントンがロン、アダム・ドライバーがロンと2人で1人の人物になりすます白人刑事フリップ・ジマーマンを演じた。スパイク・リーが監督を務めている。
予告にはロンが「俺は黒人が嫌いだ」とKKKに電話をかけるシーンを収録。ロンは「ユダヤ人もメキシコ人、アイルランド人、イタリア人や中国人も……だがなんたって黒人が一番嫌いだ」と罵り、最終的に「白人のアメリカ万歳」と締めくくる。その後も白人として電話をかけることでKKKの捜査をしていく様子が切り取られた。
第71回カンヌ国際映画祭でグランプリを獲得した「ブラック・クランズマン」は、3月22日より東京・TOHOシネマズ シャンテほか全国でロードショー。
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