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「少女邂逅」監督・枝優花が語る“痛み”とは、活弁シネマ倶楽部に登場

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枝優花

「少女邂逅」で知られる枝優花がWeb番組「活弁シネマ倶楽部」の第11回に出演。本日2月8日21時よりYouTubeにて配信される。

「活弁シネマ倶楽部」はさまざまな映画人をゲストに迎え、作品にまつわるエピソードなどを紹介する番組。初長編作にしてMOOSIC LAB 2017の観客賞を獲得した「少女邂逅」は、いじめをきっかけに場面緘黙症となった枝の実体験をもとにした作品だ。2人の少女を中心に、彼女たちがさまざまな壁に直面しながら変化していく姿を映し出す。保紫萌香(現・穂志もえか)、モトーラ世理奈らが出演し、ミュージシャンの水本夏絵が音楽を手がけた。

「少女邂逅」の主人公は、リストカットが“できない”孤独な女子高生・小原ミユリだ。彼女の造形について枝は、リストカットを推奨しているわけではないと断ったうえで「痛覚みたいに痛みを伴っていることが、人間として生きている証。痛みがあるから、学習したり変わっていこうと思えたりするんだなと思って。若い頃って痛いことって嫌だし苦しいことを避けて生きていきたい。今もそうですけど(笑)。でも傷付いたりするのって若いうちのほうができる」とコメント。番組ではそのほか、映画に込めた思いや制作の裏側を語る。映画評論家の月永理絵がMCとして出演した。

なお枝が監督陣に名を連ねたオムニバス映画「21世紀の女の子」は本日より東京・テアトル新宿にて、2月15日より東京・ヒューマントラストシネマ渋谷ほかにて全国順次公開される。

(c)2017「少女邂逅」フィルムパートナーズ