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『フォルトゥナの瞳』三木孝浩監督、神木隆之介の運動神経を絶賛!

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三木孝浩監督

百田尚樹の同名小説を映画化した『フォルトゥナの瞳』のぴあ(アプリ)ユーザー限定試写会が2月8日、東京・スペースFS汐留で開催され、80組160名が映画を鑑賞。上映後には、メガホンをとった三木孝浩監督が登壇し、トークイベントを行った。

神木隆之介が主人公、有村架純がヒロインを演じ、4度目の共演にして初めての恋人役。他人の死が見えてしまう不思議な力(=フォルトゥナの瞳)を持つ慎一郎(神木)が、孤独な人生に彩りを与える最愛の女性・葵(有村)の死に立ち向かう姿を描く。

神木が演じる慎一郎は、特殊能力の持ち主という設定に加えて、幼い頃に両親を亡くし、仕事にのみ生きる修理工という役どころ。三木監督は「撮影の2カ月前に衣装合わせで、つなぎを着てもらったんですが、ちょっとかわいく見えてしまった」と明かし、「背中で語る男らしさというか、今までにない神木くんの魅力を引き出したいなと思い、神木くんも(体を)ちゃんと仕上げて、撮影に臨んでくれた。体重も少し増やしたみたいで」と感謝を示した。

また、全速力で走った直後に台詞を発する神木の姿を「運動神経がよくないとできないこと。繊細な動きのコントロールも含めて、実際、本当に運動神経がいいんですよ」と絶賛。「繊細なお芝居をするイメージなので、緊張感あるタイプかと思ったら、本番直前までくだけた話をしていて(笑)。いざ、本番になるとスイッチが入る。こんなにオンオフの切り替えができるなんて、驚きました」と話していた。

三木監督にとっては、サスペンス要素を含んだ恋愛ファンタジーという“新境地”に挑んだ作品となり「お客さんを脅かす楽しさを覚えた」とにんまり。死が近づく人間は透けて見えるという設定で、「CGの見せ方も含めて、どんな透け方がいいのか、試行錯誤を重ねた。怖いと思わせないと、死の恐怖が感覚的に伝わらないですし」とこだわりを語り、「もし自分が同じ立場だったらと疑似体験できるのが、ファンタジーの面白さ。ご覧になった皆さんにも、問いかけが届けば」とアピールした。

『フォルトゥナの瞳』
2月15日(金)公開

取材・文:内田 涼
撮影:源賀津己

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