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様々なことを想像しながら…サファリ・P、5年ぶりの「悪童日記」開幕

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サファリ・P 第10回公演「悪童日記」より。(撮影:松本成弘)

「サファリ・P 第10回公演『悪童日記』」が、本日4月12日に京都・THEATRE E9 KYOTOで開幕した。

アゴタ・クリストフの小説「悪童日記」は、母と離れて祖母のもとに疎開した幼い双子が、人々の浅ましい言動から己の心身を守るために、自らを鍛え上げる物語。サファリ・Pでは「悪童日記」を2016年に舞台化し、日記に書かれた”物語”ではなく、日記に書かれた“文体”そのものに焦点を当てて、物語を立ち上げた。その後上演を重ね、5年ぶりの上演となる今回の公演には、芦谷康介、佐々木ヤス子、達矢、大熊隆太郎、藤井颯太郎が出演する。

脚本・演出を手がける山口茜は、開幕に際し、「今、戦争が起きているこのタイミングで、第二次世界大戦をモチーフにした作品を上演することがどういうことなのか、毎日考えながら稽古しました。稽古の過程で、もし自分が戦争に行くとなったら。ジェノサイドが国内で起きたら。家族が殺されたら。様々なことを想像しました。これが何になるのか。と思いながら、それでも作りました。ご来場くださったお客様にも、その輪が広がることを期待しています」と思いを語った。

上演時間は約1時間10分。公演は4月16日まで。

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