木ノ下歌舞伎に田中俊介・須賀健太・矢部昌暉が出演、緒川たまき・眞島秀和らも参加
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上段左から田中俊介、須賀健太、矢部昌暉。下段左から川平慈英、藤野涼子、緒川たまき、眞島秀和。
9月に東京・東京芸術劇場 プレイハウスで上演される「東京芸術祭 2024 芸劇オータムセレクション 東京芸術劇場 Presents 木ノ下歌舞伎『三人吉三廓初買』」の出演者が発表された。
河竹黙阿弥の「三人吉三廓初買」をもとにした本作では、“吉三郎”の名を持つ3人の若者が物語の中心となる。兄貴分の和尚吉三役を田中俊介、血気盛んなお坊吉三役を須賀健太、女装の盗賊・お嬢吉三役を矢部昌暉が担当。また、和尚吉三の父親・伝吉役を川平慈英、お坊吉三の妹・花魁一重役を藤野涼子が演じ、一重に入れ上げる商人・文里役に眞島秀和、文里の女房・おしづ役に緒川たまきがキャスティングされた。さらに、“吉三郎”の物語と廓話をつなぐキーマン・十三郎役を小日向星一が演じる。そのほかの出演者には、武谷公雄、高山のえみ、山口航太、武居卓、田中佑弥、緑川史絵が名を連ねた。なお、伝吉の娘・おとせ役とスウィングキャストは今後オーディションで選出される。
監修・補綴を木ノ下裕一、演出を杉原邦生が手がける本作は、東京のほか、長野・三重・兵庫で上演される。
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