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木ノ下裕一・倉田翠・石丸幹二の“名刺代わり”のコンサート、松本で開催

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「~0歳からお年寄りまで、みんなのコンサート~はじめまして!」より。(c)山田毅

「~0歳からお年寄りまで、みんなのコンサート~はじめまして!」が昨日4月21日に長野・まつもと市民芸術館 主ホールにて開催された。

これはまつもと市民芸術館・芸術監督団の木ノ下裕一、倉田翠、石丸幹二が司会を務めるコンサート。どの世代でも楽しめるポップス、クラシック、アニメ、洋楽と、トークで構成された。

開催を終え、ゼネラルアートアドバイザーの石丸は「スタートのこの段階で監督団の3人が一緒に舞台に立てたのは良かったです。このコンサートが私たちの名刺代わりになり、観客の皆様に『私達はこういう者です』と知って頂けたかと思います」とコメント。

芸術監督団団長で演劇部門芸術監督の木ノ下は「ステージの上で、赤ちゃんからお年寄りまで色とりどりなお客様のお顔を眺めていて、ふつふつと『ずっと、これがしたかったんだ!』と思いました」と感慨を述べ「これからも、芸術監督団は三者三様の個性を最大限に生かして、みなさまの“居場所”を劇場の中に作っていきたいです」と意気込みを述べる。

舞踊部門芸術監督の倉田は「石丸さんがこの機会を与えてくれたからこそ挑めたことがたくさんありました。パプリカの振り付けを作って客席のみなさんと一緒に踊りましたが、子どもたちがとても素直にやってくれて、逆に私自身がひらかれていき、踊らしてもらっている気持ちになりました」と手応えを語った。

石丸幹二コメント

芸術監督団が、いよいよ本格始動しました。スタートのこの段階で監督団の3人が一緒に舞台に立てたのは良かったです。このコンサートが私たちの名刺代わりになり、観客の皆様に「私達はこういう者です」と知って頂けたかと思います。

今回は、「0歳からお年寄りまでのコンサート」と銘打っていました。おかげさまであらゆる世代の人たちが集まってくださり、劇場は大賑わい。個人的には、子育てするお父さん、お母さんに聴いてもらいたいという思いが強く湧きましたね。

このように、私たちはそれぞれの専門分野を中心にいろいろな企画を考えています。市民芸術館を、皆さんが「また帰って行きたいなあ」と思えるようなホームに育てるべく活動していきたいと願っております。

木ノ下裕一コメント

ステージの上で、赤ちゃんからお年寄りまで色とりどりなお客様のお顔を眺めていて、ふつふつと「ずっと、これがしたかったんだ!」と思いました。年齢やジェンダーや障害の有無や属性にかかわらず、広く集える劇場。全員が(もちろんパフォーマーである私たちも含めて)「ここに居ていいんだ!」と思えるような公演。わたしたち新芸術監督団がめざす“ひらいていく劇場”のビジョンを体現するようなコンサートになり、今、とても興奮してます!

石丸さんの歌、倉田さんのダンス、ミュージシャンによる素晴らしい演奏、そして、テクニカルスタッフ・制作陣の高い技術……“劇場”の出せるチカラをすべて出し切ったコンサートでした。

これからも、芸術監督団は三者三様の個性を最大限に生かして、みなさまの“居場所”を劇場の中に作っていきたいです。

倉田翠コメント

石丸さんがこの機会を与えてくれたからこそ挑めたことがたくさんありました。パプリカの振り付けを作って客席のみなさんと一緒に踊りましたが、子どもたちがとても素直にやってくれて、逆に私自身がひらかれていき、踊らしてもらっている気持ちになりました。

また今回、私の作品はどちらかといえば尖っていると言われるものが多いので、普段は見に来ることがないであろう客層の人たちと出会えたことも嬉しい体験でした。

今後はダンスを中心にやっていくのですが、『ダンス』という枠にとらわれず、この出会いを次に繋げ、様々な人に出会って行きたいと思っています。

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