和太鼓がアフリカのリズムを刻む、わらび座のミュージカル「ジャングル大帝レオ」開幕
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わらび座 ミュージカル「ジャングル大帝レオ」より。
ミュージカル「ジャングル大帝レオ」が、昨日4月21日に秋田・わらび劇場で開幕した。
秋田・わらび劇場の開場50年を記念して上演される本作は、手塚治虫のマンガ「ジャングル大帝」を原作にしたミュージカル。脚本を高橋知伽江、演出をわらび座の栗城宏が手がけ、出演者にはレオ役の三重野葵、子供時代のレオ役の久保田美宥らが名を連ねた。
劇中では、和太鼓で刻むアフリカのリズムや、日本の民舞のテイストを取り入れた踊りを交えてストーリーが展開。アフリカで捕らわれた白いライオンの子レオは、輸送中の船から嵐の海へ投げ出される。幸い獣医で探検家のヒゲオヤジとその甥ケン一に救われたが、レオは「仲間を守るためにジャングルに帰れ」という母の言葉を忘れなかった。その頃ヒゲオヤジにムーン・ライト・ストーンを探すアフリカ探検の依頼が入る。それは地球のエネルギー危機を救う幻の石だった。ヒゲオヤジは「この旅にレオを連れてゆき、アフリカに帰す」と決断するが……。
上演時間は休憩を含む1時間50分。公演は11月24日まで行われる。なお4月27日から5月6日にかけては、チケットの料金システムに“Pay What You Wish”が取り入れられ、観客は自身が決めた金額で観劇可能。座席の指定はできず、観劇後はアンケートに協力する必要がある。対象公演などの詳細は公式サイトで確認しよう。
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