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イーサン・ホークが葛藤を抱える聖職者に ポール・シュレイダー『魂のゆくえ』予告編&ポスター

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リアルサウンド

 4月12日公開の映画『魂のゆくえ』より、予告編とポスタービジュアルが公開された。

参考:映像はこちら

 本作は、『タクシードライバー』『レイジング・ブル』などを手がけた脚本家として知られ、監督としても『アメリカン・ジゴロ』などを生み出したハリウッドの巨匠ポール・シュレイダーが、構想50年の末に完成させた渾身作。戦争で失った息子への罪悪感を背負って暮らす牧師が、自らの所属する教会が社会的な問題を抱えていることに気づき、徐々に信仰心が揺らいでいく様子を描く。

 聖職者でありながら内なる葛藤を抱える主人公トラー牧師をイーサン・ホークが演じ、彼を頼る若い女性メアリー役を『レ・ミゼラブル』のアマンダ・セイフライドが務めた。第91回アカデミー賞では、脚本賞にノミネートされている。

 公開されたポスタービジュアルでは、黒い背景に浮かぶトラーの横顔の上を直線状の炎が横切っており、真っ赤に縁どられた輪郭が、燃えているのは多数の木々と教会であることを明らかにしている。

 一方の予告編は、美しくも物悲しい愛国歌「リパブリック讃歌」を背景に、ホークが演じる牧師トラーが、息子をイラク戦争で失った過去を打ち明ける場面から始まる。そんな中、礼拝で出会った女性信徒メアリーの夫マイケルが、「2050年の地球はどうなっていると思う? 俺たちが生きているうちに最悪な時代が来るんだ」とトラーに問いかける。次第にメアリーと心を通わせていくトラーだが、自らの教会の運営に意見すると、上層部から「立場をわきまえろ」と一蹴されてしまう。祈りにも似た叫びが、次第にトラーを駆り立てていく。(リアルサウンド編集部)