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山本試験紙「ピクトグラム」開幕にキスマイ横尾渉「何か持ち帰っていただけたら」

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「山本試験紙 vol.2『ピクトグラム』」より。(撮影:水津惣一郎)

「山本試験紙 vol.2『ピクトグラム』」が、5月2日に東京・シアターサンモールで開幕した。

山本試験紙は、映像ディレクターの杉本達と、オーストラ・マコンドーの演出家・倉本朋幸が、“W演出”を行うユニット。“W演出”とは、杉本と倉本が、同じ俳優たちに対して互いに異なるストーリーを演出したあと、その2つのストーリーをミックスする試み。舞台上ではストーリーが切り替わるたび、俳優たちが異なる役柄を演じ分ける。

本作では、過去、実際に起こった2つの悲劇をモチーフにした物語が展開。出演者には生田麻里菜、智順、津村知与支、細井じゅん、安川まり、横尾渉(Kis-My-Ft2)、吉田電話が名を連ねた。上演に際し、智順は「2つの物語ががシャッフルする特殊な構成です。俳優が舞台上で違う役に切り替わるというのは、普通の舞台ではなかなかないと思うので、俳優の技を観ていただければ」、津村は「自分自身のすべてを注いでやらなければいけない舞台。キャストがお互いそう思っている中で舞台上で出会い、お客さんも含めて“世界”ができれば素敵だなと思っています」とコメント。

横尾は台本を読んだとき「読んでみて1回、台本を伏せました(笑)。引き出しに入れて2・3日は読むのやめようかなと思うくらい難しい作品だと思いました」と言い、「過去の話を題材にしているけれど、現在進行形、あるいはこれから始まるかもしれない物語だと思います。お客様がこれを観て何かを感じてもらい、時事やニュースを見たときに何か捉え方が変わっていれば良いな、何か持ち帰っていただけたら良いなと思います」と語った。

上演時間は約1時間45分。公演は5月7日まで行われる。

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