スクエニ原作「結合男子」開幕！プロデューサー荒牧慶彦が若手育成への思い明かす

「Experimental Theater『結合男子』」が、昨日5月7日に東京・日本青年館ホールで開幕した。

「結合男子」は、昨年スクウェア・エニックスからリリースされた“友情結合シミュレーションアドベンチャー”。元素の力を宿す10人の志献官が、万物を虚無へとかえす“デッドマター”から世界を救う姿が描かれる。脚本を三浦香、演出を松崎史也が手がける舞台版「Experimental Theater『結合男子』」では、志献官たちと彼らに立ちはだかる敵・天空王九慈の物語が展開する。

昨日行われた囲み取材には、演出の松崎と一部キャストが出席。松崎は「2.5次元演劇を拡張する心意気を掲げて、たくさんの方とこの作品を作ってきました。スピーディーであっという間に進んでいく作品ですが、中身が盛りだくさんなので『こんなにやるんだ』と思っていただける観劇体験になると思います」と見どころを明かす。

本作のプロデューサーでもある舎利弗玖苑役の荒牧慶彦は「舞台業界におけるとても必要な要素の一つとして『若手がどう台頭していくのか』ということを個人的には念頭においており、このExperimental Theater『結合男子』はそれを体現できた作品になっていると思います」と手応えを語り、「若手俳優のフレッシュさや、情熱あふれる姿にパワーを受け取って楽しんでいただけたら」と観客にメッセージを送った。

Daiki、皇希と共に振付を担当した塩水流一那役の福澤侑は「ボス（荒牧）が挑戦する新しいエンタメを、演出の松崎さんをはじめ、いろいろな方が関わった大きなプロジェクトとしてお届けできることを、とても光栄でうれしく思っています」とコメント。源朔役の高橋祐理は「稽古初日から今日までやってきたことすべてを千秋楽まで全力でお届けできたらと思っております」、安酸栄都役の高野渉聖は「培ってきたものをすべて舞台にぶつけたいと思いますので、ぜひ皆様楽しんでください！」、宇緑四季役の早乙女友貴は「アクション、ダンス、歌と、とにかく盛りだくさんの作品となっております」とそれぞれ思いを述べた。

東京公演は5月13日まで行われ、その後、17日から19日まで大阪・COOL JAPAN PARK OSAKA WWホールで上演される。なおDMM TVでは、一部公演の模様が配信される。

(c) SQUARE ENIX／Experimental Theater「結合男子」製作委員会