ハリウッドの有名Pを騙った詐欺事件に迫るドキュメンタリー、Apple TV+で独占配信

ハリウッドを揺るがした詐欺事件の裏に隠された衝撃の事実に迫るドキュメンタリーシリーズ「ハリウッド・コン・クイーン ～前代未聞の詐欺事件～」が、本日5月8日よりApple TV+で独占配信される。

本作はハリウッドの有名プロデューサーに成りすまし世界中の人々から金を騙し取った詐欺事件と、その犯人である通称“詐欺クイーン（コン・クイーン）”を追うドキュメンタリー。The Hollywood Reporterの調査報道記者スコット・C・ジョンソンと私立探偵のニコール・コツィアナスは、被害者らのインタビューなどを通じて事件の全貌と犯人に迫る。

犯人が成りすましたのは、元ソニー・ピクチャーズ会長で数々のマーベル映画を手がけたエイミー・パスカル、ルーカスフィルムのキャスリーン・ケネディ、実業家で映画プロデューサーのウェンディ・デンといった女性たち。犯人はハリウッドでの活躍と成功を夢見る俳優、カメラマン、メイクアップアーティストなど世界中の何百人もの人々を手玉に取り、巧みに金を騙し取った。中には1人で1億円以上をだまし取られた被害者も。

YouTubeで公開中の予告は、犯人であるコン・クイーンと思われる人物の「一生刑務所にいろと？ そんなの不公平だ。僕は最高に優しい犯罪者かもしれないのに」という言葉で幕開け。事件はただ金を騙し取るだけの詐欺事件に留まらず、「人の心や夢に入り込み、それをゆがめて壊そうとした。唯一の目的は精神的な破壊だった」という証言も語られている。

「ハリウッド・コン・クイーン ～前代未聞の詐欺事件～」は全3話。「FYRE: 夢に終わった史上最高のパーティー」「100フィートの波」を手がけたクリス・スミスが監督を務めた。