劇団スポーツ「略式：ハワイ」開幕、内田倭史「どうにかこうにか僕たちなりのハワイに」

「劇団スポーツ #10『略式：ハワイ』」が、昨日5月15日に東京のOFF・OFFシアターで開幕した。

劇団スポーツにとって約2年ぶりの本公演となる今作は、2017年に初演した「略式：ハワイ」を大幅にリメイクして上演する。劇中では、片田舎の高校で出会った山戸（やまと）と斜（はす）を軸にした“青春記憶改竄コメディ”が展開する。作・演出を内田倭史が務め、出演者には劇団スポーツの内田、田島実紘、竹内蓮に加え、武田紗保、タナカエミ、パ萬のてっぺい右利き、南極ゴジラの端栞里が名を連ねた。

開幕に際し、内田は「創作している時はいつも、今回こそは初日を迎えられないんじゃないかもしれない…もうだめだ…と、大海原にポツンと浮かぶイカダにしがみついているような心細さを抱いてしまうものですが、今回も気づけばたくさんの仲間が一緒になってオールを漕いでくれて、それを目撃してくれるお客さんがいてくれて、なんとか今日、はじめてハワイに到達できました。ほんとうにありがとうございます。明日からも、どうにかこうにか僕たちなりのハワイにたどり着くために漕ぎ続けます。一緒にハワイを目指してくれると嬉しいです」と呼びかけた。

上演時間は約1時間40分。公演は5月19日まで。

内田倭史コメント

劇団スポーツ第10回公演「略式：ハワイ」の初日が明けました！ ご来場くださった皆さま、本当にありがとうございました。創作している時はいつも、今回こそは初日を迎えられないんじゃないかもしれない…もうだめだ…と、大海原にポツンと浮かぶイカダにしがみついているような心細さを抱いてしまうものですが、今回も気づけばたくさんの仲間が一緒になってオールを漕いでくれて、それを目撃してくれるお客さんがいてくれて、なんとか今日、はじめてハワイに到達できました。ほんとうにありがとうございます。明日からも、どうにかこうにか僕たちなりのハワイにたどり着くために漕ぎ続けます。一緒にハワイを目指してくれると嬉しいです。見逃して後悔したって遅いですからね！ 下北沢OFF・OFFシアターでお待ちしています！

田島実紘コメント

初日が明けました！

劇場に入ったら、可愛い美術が立っていて、可愛い照明が点いていて、可愛い音が鳴っていて、素敵な俳優が周りにいました。なので今回はもう、全部預けています。最近出来ないことは本当に出来ないとわかったので、みんなにやってもらおうと思いました。そしたら何かがどんどん開けていって、最後はお客さんが連れ出してくれました。出来ることはかなり出来るので、任せてください。計算とかかなり出来ます。でも出来ないことは出来ないので、僕を連れ出してください。下北沢という名のハワイで、お待ちしております…！