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尾上右近、初役で挑む“お岩さま”のゆかりの地をお参り「鎮魂の気持ちで勤めたい」

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尾上右近(c)博多座

博多座開場二十五周年記念「六月博多座大歌舞伎」夜の部「東海道四谷怪談」で、お岩役を初役で勤める尾上右近が、本日5月16日に東京・陽運寺ほかで同演目の舞台安全成功祈願を行った。

右近は、“お岩さま”にゆかりの深い東京の妙行寺、田宮神社、陽運寺を訪れ、舞台の安全と成功を祈願。陽運寺で行われた囲み取材で、右近は「これまでに演じてきた役で、ゆかりの神社やお寺へお参りをしたことはありましたが、今回のように3箇所も回る、というのはなかなかないこと」と役への思いを言葉ににじませる。

さらに「昔から四谷怪談を上演する際には、“なにかあるから”と、安全祈願のためにお参りをするという習慣がありますが、今回僕は(お岩さまに)味方になっていただきたいという気持ちでお参りしました。僕が、自分の身体を通してお岩さまを演じ、現代のお客様に感動していただくことで、お岩さまにも喜んでいただけるのでは、と思っています。ですので、ある種、奉納や供養、鎮魂の気持ちで勤めたい」と意気込みを述べた。なお本公演で右近は、お岩のほか、小仏小平、佐藤与茂七の3役を演じる。

「六月博多座大歌舞伎」は6月2日から17日まで福岡・博多座にて。

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