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「からかい上手の高木さん」永野芽郁&高橋文哉の関係性は“役のまま”

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左から永野芽郁、高橋文哉。

映画「からかい上手の高木さん」の完成披露舞台挨拶が本日5月16日に東京・イイノホールで行われ、キャストの永野芽郁、高橋文哉、江口洋介、鈴木仁、平祐奈、前田旺志郎、志田彩良、監督の今泉力哉が登壇した。

原作となった山本崇一朗によるマンガ「からかい上手の高木さん」は、女子中学生・高木さんと彼女に何かとからかわれる男子中学生・西片の日常を描いた作品。映画は中学時代から10年後を描くオリジナルストーリーで、母校の教育実習生として島へ帰ってきた高木さんを永野、母校で体育教師として奮闘する西片を高橋が演じた。

撮影が行われたのは、“高木さんの聖地”として親しまれている香川県小豆島。永野は「島の方々との交流がすごく多かった。最近、お仕事で小豆島へ行く機会があったんです。お世話になったお店の方にお土産を持ってご挨拶に回りました。皆さん映画を本当に楽しみにしてくださっていてうれしかったです」と明かす。

高橋は「小豆島で好きなごはん屋さんができたんです! 撮影期間中は週に2回ぐらい行っていました。マネージャーさんが連絡先を交換していたそうで、この間お米10kgとみかん2箱を送ってくださって。人情深くて本当にうれしかったです。今までお店の店主の方と深く交流を持ったことがなかったので、とても素敵な出会いになりました」とはにかんだ。

また鈴木は完成した作品について「単純にキュンキュンしました! ワクワクしたし、ムズムズもした」と感想を述べる。平は「からかい、からかわれることって普段あまりない体験だと思うし、それが素敵に描かれているのでほっこりしました」、前田は「小豆島という画の力も感じましたし、なんといっても高木さんと西片に“ギュンギュン”するくらいドキドキしました」と続ける。志田は「高木さんと西片があまりにも素敵すぎて、こっそり涙するシーンもありました。皆さんにもきっといろんな気持ちになっていただける作品だと思います」と頬をゆるませた。

高木さんと西片の中学生時代の担任教師で、本作では教頭として彼らを見守る田辺先生に扮した江口は、中学時代の高木さんと西片を演じた月島琉衣、黒川想矢と10年後の姿を演じた永野、高橋が「似ているんですよ!」と話す。永野は「(月島の芝居を)見て研究しました!」、高橋は「僕も黒川くんのまねをしたところがあります」と回想。また実写映画化するにあたって意識したポイントを問われた今泉は「原作にあるピュアさ、純粋さ、気恥ずかしさ、照れとかを映画に閉じ込められたらと思いました。原作ファンの方にも楽しんでいただけるように一生懸命みんなで作りました」と述懐する。

MCからは永野・高橋に「からかう側?」「からかわれる側?」と質問が。役のまま永野がからかう側、高橋がからかわれる側だそうで、永野は「この作品を通して、からかうことがマイナスの言葉じゃないと知った。私は文哉くんをちょっとイジることが多いので、からかう側かなあ」と告白。高橋が「僕はからかう側の人生を歩んできたんですけど、永野さんに出会って変わりました。永野さんとだけの関係性ですけど」と話すと、永野は「あ、日常的にからかわれる側じゃないんだ!」と驚く。鈴木が「文哉が女性にからかわれるのはあまり想像できない」とこぼすと、永野は「あら、光栄でございます」とにっこり。イベントでは高橋がハンカチで汗を拭いた際に額に付いた糸を、永野が顔を近づけて丁寧に取ってあげるなど、仲むつまじい様子も見られた。

「からかい上手の高木さん」は、5月31日より全国でロードショー。

(c)2024映画『からかい上手の高木さん』製作委員会 (c)山本崇一朗/小学館