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プレーオフ突入! 埼玉WKの3年連続決勝か? 横浜Eの下克上か?

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(写真左より)坂手淳史主将(埼玉ワイルドナイツ)、ロビー・ディーンズ監督(同) (C)JRLO

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いよいよ4強の戦いまで待ったなし。5月16日『NTTジャパンラグビー リーグワン2023-24 プレーオフトーナメント』オンライン取材が実施された。昨季と同じ組み合わせであり、最終節に続く連戦を前に1位埼玉ワイルドナイツのロビー・ディーンズ監督とHO坂手淳史主将、4位横浜キヤノンイーグルスの沢木敬介監督とCTB梶村祐介主将が準決勝に向けて、意気込みを語った。

ディーンズ監督「一番意識するのは自分たちのベストを出すこと。今季のスタートからこの日のために準備し、ハードワークしてきた。ハードワークした分リターンを取りに行こうと選手たちに話した。週末はいいテスト、決勝に行くチャンスはイーグルスと同等にあると思う。ハードワークしてリターンを取りに行きたい」

坂手主将「昨年の悔しさはもちろんあったが、エネルギーにするくらい。メンバーも相手も違うので、全員がエネルギーに変えて、成長していった結果この場に立てている。今週末さらに成長して全員でフィールドに立ちたい」

沢木監督「今イーグルスが超えるべき壁がここにあると思う。今までだと、エナジーとか激しくとか、そういうシンプルなところにフォーカスしていたが、このレベルになるとそれが当たり前。次のレベルに行くと、それをどうコントロールして力に変えて、エクスキューションできるか。どうチャレンジするかが今イーグルスがいる位置。勝っているチームはそこがわかっている選手が多い。焦ってパニックになるのが、うちの負けパターン。主将をはじめリーダー陣がうまくドライブできればすごく楽しみ」

梶村主将「シーズンを通して少なくなった印象はあるが、まだ要所要所で重要な局面でペナルティをしていることもあるので、自分たちの課題であることに変わらない。最終節のワイルドナイツ戦も大事なところでペナルティがあったので、今週のゲームでもペナルティマネジメントしないといけない」

相手の警戒する点はこうだ。
ディーンズ監督「(スペシャルプレーについて)その準備はしてきたし、試合の中で選手に驚きがないようにやっているが、沢木監督も色々考えていると思う。プレーオフでイーグルスと会うことは毎年のようになってきつつあるが、相手が必死にプレーしてくるのもわかっているし、リスクを負って攻めてくるのもわかっている。リスペクトを払い、自分たちがいいチャンスを得られるようにしたい。クリエティブに戦ってくると思うし、ダイレクトに戦ってくる」

坂手主将「沢木さんの印象もあるが、イーグルスというチームが近年力を付けている。トリッキーなプレーに目を向くが、チーム自体成長している。トリックプレーをしてきてもしてこなくても対応していきたい。9・10番中心にいいところでキャリーしてくるし、いいところでキックしてくる。いい形でゲームコントロールしてくると思う」

沢木監督「ボールを持っているだけでは崩せないので、崩れるタイミングをしっかり見計らってしっかりプレーしないといけない。自分たちのアタックをうまく機能するようなバランスになれば、崩せるチャンスもあるかなと思う」

梶村主将「警戒している選手は9番の小山(大輝)選手。ランで持っていく力があるし、常にイーグルスの隙を探している感じがするので。今週はファフ(・デクラーク)がその役割をして、準備をしてきたのでしっかり対応できた。(マッチアップするダミアン・)デアレンデ選手は世界で見てもトップの選手。自分が彼のモメンタムを止めることができれば、勢いが出てくるのと思うので、個人的には彼との対戦を楽しみにしている」

両監督は準決勝突破を担う用兵術の一端を明かした。
ディーンズ監督「この数か月でケガ人が帰って来た。(今週のメンバーは)彼らがこれまでやってきたパフォーマンスを反映したもの。今回は(大西)樹が成長したことによって、マリカ(・コロインベテ)を先発で使えることになった。福井(翔大)もベンチからいいインパクトを与えることができる。プレーオフでいいメンバーが揃った」

沢木監督「自分たちのゲームプラン含めて、ワイルドナイツのディフェンスをどう崩すか考えた時、彼(シオネ・ハラシリ)が必要。まず先制パンチを喰らわすために先発に入れた。荒井(康植)が出ているのはアタックの面で評価しているから。全体のメンバーを考えた時、もしかしたらプライオリティはディフェンスかもしれないが、今のメンバーを考えると攻めて勝つしかない。山菅(一史)がケガ気味で100%ではないので、今は荒井とリザーブ天野(寿紀)になっている」

試合登録メンバーは以下の通り。
【埼玉WK】
1ダニエル・ペレズ、2坂手淳史、3藤井大喜、4ジャック・コーネルセン、5ルード・デヤハー、6ベン・ガンター、7ラクラン・ボーシェー、8大西樹、9小山大輝、10松田力也、11マリカ・コロインベテ、12ダミアン・デアレンデ、13ディラン・ライリー、14竹山晃暉、15山沢拓也、16堀江翔太、17クレイグ・ミラー、18ヴァル アサエリ愛、19エセイ・ハアンガナ、20福井翔大、21内田啓介、22長田智希、23山沢京平

【横浜E】
1岡部崇人、2庭井祐輔、3杉本達郎、4リアキマタギ・モリ、5マシュー・フィリップ、6コーバス・ファンダイク、7シオネ・ハラシリ、8アマナキ・レレイ・マフィ、9荒井康植、10田村優、11竹澤正祥、12梶村祐介、13ジェシー・クリエル、14ヴィリアメ・タカヤワ、15小倉順平、16中村駿太、17安昌豪、18祝原涼介、19ミッチェル・ブラウン、20嶋田直人、21天野寿紀、22ローハン・ヤンセ・ファンレンズバーグ、23松井千士

果たして埼玉WKが3年連続でファイナルへ駒を進めるのか、それとも横浜Eがアップセットを成し遂げるのか。『NTTリーグワン2023-24 プレーオフトーナメント』準決勝・埼玉WK×横浜Eは5月18日(土)・秩父宮ラグビー場にてキックオフ。もうひとつの準決勝、東芝ブレイブルーパス東京×東京サンゴリアスは19日(日)・秩父宮、3位決定戦は25日(土)・秩父宮、決勝は26日(日)・国立競技場にてキックオフ。チケット発売中。埼玉WK×横浜Eの模様はBS日テレにて生中継。

NTTジャパンラグビー リーグワン2023-24 プレーオフトーナメントのチケット情報
https://t.pia.jp/pia/event/event.do?eventBundleCd=b2450622

リポビタンDチャレンジカップ2024のチケット情報
https://t.pia.jp/pia/event/event.do?eventBundleCd=b2450747

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