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森見登美彦「有頂天家族」をG2が舞台化、中村鷹之資・濱田龍臣が狸一家の三男に

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ナタリー

「有頂天家族」出演者

森見登美彦の小説を原作とした舞台「有頂天家族」が、11月から12月にかけて東京・京都・愛知で上演される。

森見が2007年に発表した小説「有頂天家族」(幻冬舎)は、京都を舞台に、下鴨神社の境内に暮らす誇り高き狸一家をめぐって、狸・天狗・人間が入り乱れるファンタジー。同作はマンガ、アニメ化もされている。

今回の舞台版では脚本・演出をG2が担当。狸の一家・下鴨家の三男である下鴨矢三郎役をWキャストで務める中村鷹之資、濱田龍臣が演じるほか、出演者には下鴨矢一郎役の渡部秀、弁天役の若月佑美、下鴨総一郎 / 夷川早雲役の池田成志、赤玉先生役の相島一之、下鴨桃仙役の檀れいが名を連ねた。

歌舞伎以外の舞台に初めて出演する鷹之資は「私自身、なんだか『たぬき』には縁が深いような気がしますが、たぬきといえば鷹之資と思っていただけるように、Wキャストの濱田龍臣さんと手を取り合って精一杯このお役に向き合っていきたいと思っております。劇場でお待ちしております!」とコメント。濱田は「自分自身、矢三郎のように『面白きことは良きことなり!』を身上に、原作の世界観や矢三郎のキャラクター性をしっかりと作り上げ、Wキャストの中村鷹之資さんと共に主演として作品を作り上げていければと思っております」と意気込みを語る。

G2は「『有頂天家族』に充ち満ちた不可思議なエネルギーを掬い取って劇場空間に放つ、それだけで面白い舞台になるはず。いやいや、その『それだけ』が超ムズいのでありますが、演劇人魂に賭けて、そこそこ頑張ってみます」と思いを述べた。

公演は11月3日から11日まで東京・新橋演舞場、16日から23日まで京都・南座、30日・12月1日に愛知・御園座で行われる。チケットの一般販売は、東京公演分と京都公演分が9月25日10:00、愛知公演分は26日10:00にスタート。

中村鷹之資コメント

この度、舞台「有頂天家族」で下鴨矢三郎のお役を勤めさせていただきます中村鷹之資です。初めて歌舞伎以外のお芝居に出演させていただくことになり、身の引き締まる思いです。私自身、なんだか「たぬき」には縁が深いような気がしますが、たぬきといえば鷹之資と思っていただけるように、Wキャストの濱田龍臣さんと手を取り合って精一杯このお役に向き合っていきたいと思っております。劇場でお待ちしております!

濱田龍臣コメント

この度、舞台「有頂天家族」にて、矢三郎役を演じさせていただきます。濱田龍臣です。小説原作から、アニメにもなっている作品を舞台化するということで、今からとても楽しみです! 自分自身、矢三郎のように「面白きことは良きことなり!」を身上に、原作の世界観や矢三郎のキャラクター性をしっかりと作り上げ、Wキャストの中村鷹之資さんと共に主演として作品を作り上げていければと思っております。是非、劇場へ足をお運びいただければ幸いです。

G2コメント

森見登美彦作品の飄々としてるのに饒舌なるボキャブラリーの奔流に巻き込まれていくあの独特の快感は小説ならでは。あれだけは小説でしか……「いやいや、そんなことはないはず!」と言いたくて手をあげました。「有頂天家族」に充ち満ちた不可思議なエネルギーを掬い取って劇場空間に放つ、それだけで面白い舞台になるはず。いやいや、その「それだけ」が超ムズいのでありますが、演劇人魂に賭けて、そこそこ頑張ってみます。

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