大統領選見据え、フレデリック・ワイズマン傑作選<変容するアメリカ>が全国開催
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特集上映「フレデリック・ワイズマン傑作選<変容するアメリカ>」チラシビジュアル
特集上映「フレデリック・ワイズマン傑作選<変容するアメリカ>」が、9月21日より東京のシアター・イメージフォーラムほか全国で順次開催される。
1967年の第1作から半世紀以上にわたって活動し、繁栄と矛盾に満ちた大国アメリカの姿を捉えてきたドキュメンタリー監督フレデリック・ワイズマン。このたび11月に行われるアメリカ合衆国大統領選挙を見据え、同国の社会を捉えた計6本をラインナップした特集上映が行われる。
精神異常犯罪者のための刑務所における日常を記録した長編デビュー作「チチカット・フォーリーズ」をはじめ、カリフォルニア大学バークレー校を多角的な視点で記録した「大学―At Berkeley」、167もの言語が飛び交う多様性に満ちたコミュニティを捉えた「ニューヨーク、ジャクソンハイツへようこそ」、“世界でもっとも有名な図書館”の舞台裏に潜入した「ニューヨーク公共図書館 エクス・リブリス」、保守的な共和党支持者が多い農村の実像を記録した「インディアナ州モンロヴィア」、数百もの業務を行う市役所の知られざる舞台裏を捉えた「ボストン市庁舎」が上映される。
主催はムヴィオラ、ミモザフィルムズ、チャイルド・フィルム。なお2018年に劇場公開された「ニューヨーク、ジャクソンハイツへようこそ」は国内最終上映となる。
フレデリック・ワイズマン傑作選<変容するアメリカ>
2024年9月21日(土)~10月11日(金)東京都 シアター・イメージフォーラムほか
<上映作品>
「チチカット・フォーリーズ」
「大学―At Berkeley」
「ニューヨーク、ジャクソンハイツへようこそ」
「ニューヨーク公共図書館 エクス・リブリス」
「インディアナ州モンロヴィア」
「ボストン市庁舎」