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ベストメンバー選出の森保監督「いい形で最終予選につなげたい」

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森保一監督

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森保一監督はどんな位置付けで臨み、どんなメンバーを選ぶのか。5月24日『FIFAワールドカップ26 アジア2次予選』兼『AFCアジアカップ サウジアラビア2027 予選』に臨む日本代表のメンバーが発表された。すでに2次予選突破を決めている森保監督は、これまでと同様にベストメンバーを選出した。

「今回のアウェイでミャンマー、ホームでシリアと戦う2次予選。すでに2次予選突破を決めているが、いい形で2次予選を連勝して締め括るとともに、9月から始まる最終予選を戦う上でいい準備につなげられるようこの6月戦いたい。この2戦で選手を試す部分、そしてシステム部分、戦術的に浸透度を上げていき、最終予選へ迎えるように活動したいと思う」

U-23世代の久保建英と鈴木唯人がU-23日本代表ではなく、A代表に選ばれた経緯を質問されると、山本昌邦ナショナルチームダイレクターはこう答えた。
「A代表が最優先ということは基本中の基本になる。鈴木、久保のふたりについてはU-23代表への招集についてクラブにていねいに時間をかけてやってきたが、IW(インターナショナルウィンドウ)以外はクラブは招集できないという結論になったので、9月の最終予選に備える形となった」

森保監督は6月の活動でより多くの選手を起用する考えを明らかにした。
「6月の活動がより内容が濃くなること、9月の最終予選に向けてどうつなげていくかを考えている。より多くの選手をこの2試合で起用させてもらって、戦術の浸透を図っていくことは考えている」

3月に続き、伊東純也の招集が見送られた点を問われると。
「結論から言うと、3月と同じで彼を守るために招集をしなかった。スタッド・ランスのプレーは確認していて、彼が代表の中で確実に戦力になると思っている。ただ3月と状況は同じで、代表としてプレーする場合、また彼にプレッシャーが掛かることと、彼の大切にしている人たちにもいろんな影響が出るということで招集を控えた」

また同日引退会見を実施した長谷部誠についてコメントを求められると、指揮官はこのように返答した。
「長谷部については素晴らしい選手だったと思うし、人としても本当に素晴らしいと、『ロシアW杯』で一緒に活動し、オフ・ザ・ピッチでコミュニケーションを取った中で非常に感じた。自分自身を律して極めていく。サッカー選手の中でお手本になるような生活とピッチ上の姿勢を見せてくれたと思う。クオリティも世界のトップトップのクオリティを見せてくれた。日本人に夢を与えてくれる存在だと思う。彼が選手としてJリーグ、欧州、日本代表で見せてくれたことは日本のサッカーに大きく発展につながったと思う。彼がやってきたことに敬意を表したいと思うし、今は少し休んでもらって、指導者として日本サッカーの発展に貢献してほしいと思っている」

森保監督はシリア戦が広島の新たなスタジアムで行われる意義をこう述べた。
「まずは新スタジアムで代表戦ができることを非常にうれしく思っているし、Jリーグの試合で2度視察させてもらったが、ピッチ上の選手とスタンドのサポーターが一体感を持てる素晴らしいスタジアムだと感じ、ワクワクしている。広島で代表選を戦うことはサッカー以外の部分でも、発信することはあると思う。ピッチ上とスタンドでエキサイティングな空間を作れるということと平和についても考えられる。平和記念公園の近くにスタジアムは作られている。世界中で戦争、紛争が行われている中、平和だからサッカーができる。サッカーを見ていただきたいし、平和記念公園で過去の悲しい歴史、悲惨な歴史を見ていただきたい。意義のある代表活動になるかなと思っている」

サムライブルー(日本代表)のメンバーは以下の通り。
【GK】前川黛也(ヴィッセル神戸)1試合0失点
大迫敬介(サンフレッチェ広島)7試合6失点
谷晃生(FC町田ゼルビア)1試合0失点
【DF】長友佑都(FC東京)142試合4得点
谷口彰悟(アル・ラヤン/カタール)27試合1得点
板倉滉(ボルシア・メンヘングラートバッハ/ドイツ)27試合1得点
町田浩(ユニオン・サンジロワーズ/ベルギー)9試合0得点
冨安健洋(アーセナル/イングランド)41試合1得点
伊藤洋輝(VfBシュツットガルト/ドイツ)17試合1得点
橋岡大樹(ルートン・タウン/イングランド)8試合0得点
菅原由勢(AZアルクマール/オランダ)12試合1得点
【MF/FW】遠藤航(リバプールFC/イングランド)61試合3得点
南野拓実(ASモナコ/フランス)58試合20得点
守田英正(スポルティングCP/ポルトガル)33試合3得点
鎌田大地(SSラツィオ/イタリア)31試合7得点
相馬勇紀(カーザ・ピア/ポルトガル)12試合4得点
小川航基(NECナイメヘン/オランダ)2試合3得点
前田大然(セルティック/スコットランド)17試合3得点
旗手怜央(セルティック/スコットランド)8試合0得点
堂安律(SCフライブルク/ドイツ)48試合8得点
上田綺世(フェイエノールト/オランダ)25試合11得点
田中碧(フォルトゥナ・デュッセルドルフ/ドイツ)26試合8得点
川村拓夢(サンフレッチェ広島)1試合1得点
中村敬斗(スタッド・ランス/フランス)8試合6得点
久保建英(レアル・ソシエダード/スペイン)34試合4得点
鈴木唯人(ブレンビーIF/デンマーク)0試合0得点
※所属の後の試合数・得点・失点は国際Aマッチの数字。

『W杯 アジア2次予選』兼『アジア杯 予選』ミャンマー代表×日本代表は6月6日(木)・トゥウンナ・スタジアム、日本代表×シリア代表は11日(火)・エディオンピースウイング広島にてキックオフ。ミャンマー戦のチケットはチケットJFAにて予定枚数終了。ミャンマー戦の模様は日本テレビ系、シリア戦はフジテレビ系列にて全国生中継。

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