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埼玉WKが堀江&内田の花道をVで飾るか? 接点無双のBL東京が日本一に輝くか?

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堀江翔太(埼玉ワイルドナイツ) (C)スエイシナオヨシ

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残り80分で第3代チャンピオンが決定する。初代チャンピオンの埼玉ワイルドナイツが全勝で優勝トロフィーを掲げるのか、東芝ブレイブルーパス東京が14季ぶり日本一を成し遂げるのか。いよいよ5月26日(日)・国立競技場で『NTTジャパンラグビー リーグワン2023-24 プレーオフトーナメント』決勝がキックオフの時を迎える。

下馬評では埼玉WK有利である。16戦16勝の埼玉WKはリーグ最多の747得点とリーグ最少の275失点を誇る。リーグ2位のコベルコ神戸スティーラーズが647得点、BL東京が373失点と言えば、いかに埼玉WKの数字が傑出しているか理解できるだろう。

そもそも埼玉WKは負けない。リーグ戦での黒星は『NTTリーグワン2022』コロナ禍での不戦敗の2敗を除き、『NTTリーグワン2022-23』第15節・静岡ブルーレヴズ戦まで遡らなければならない。この敗戦は実に4年半ぶり、埼玉WKは前身の『ジャパンラグビー トップリーグ』から47戦無敗で突っ走って来たのだった。

負けられない理由もある。今季限りでHO堀江翔太とSH内田啓介が現役を引退する。ふたりの最後の花道を手ぶらで歩かせるわけにはいかないのだ。HO坂手淳史主将が「ふたりはワイルドナイツの顔。堀江さん、内田さんには最後笑って終わってもらえるようなプレーをしたいと思うので、チームの団結に大きな影響があると思う」と言えば、SO松田力也も「ふたりには優勝して次のステージへ行ってもらいたいと、チーム全員が思っている。それも含めて、いい終わり方をしたい」とキッパリ。

だが、埼玉WKの優勝と決め付けるのは早計である。クボタスピアーズ船橋・東京ベイに15-17の逆転負けを喫した昨年のプレーオフ決勝を見てもわかるように、一発勝負には何が起こるかわからない怖さがある。今季の準決勝でも横浜キヤノンイーグルスの勢いの前に、埼玉WKは普段では見られないミスが散見した。準決勝・横浜E戦の20-17は埼玉WKの勝負強さと見る向きもあれば、苦戦と見ることもできる。どちらにしても紙一重の勝負だったことに違いはない。

決勝という大一番で紙一重の白星を手繰り寄せるためにBL東京は何が必要か? トッド・ブラックアダーHCは「あくまで自分たちにフォーカスしている。自信を持って東芝らしいラグビーをすることが大事」と語る。

では、東芝らしいラグビーとは何か? 1948年の創部以来、DNAに刻まれてきた“接点無双”のラグビーである。バイスキャプテンのHO原田衛が「パナソニックは完成されたチームだが、隙はあると思う。FWで勝ちたい。FWで圧倒できればチャンはあると思う」と意気込めば、準決勝でプレイヤー・オブ・ザ・マッチに選出されたFL佐々木剛も「あとひとつ、身体を張って取りに行きたい。東芝らしいゴツゴツしたラグビーで日本一を取りに行きたい」と誓った。

ゲームマネジメントも勝敗の鍵となるだろう。東京サンゴリアスとの準決勝ではショットは狙わず、あくまでトライ狙いを貫いて28-20で逆転勝利したBL東京だったが、決勝ではどう出るか? ファイナルラグビーでは3点の積み重ねが重要とされるが、NO8リーチ マイケルとSOリッチー・モウンガはどういう選択を行うのか? 負けない埼玉WKに勝利するには取れるところでしっかりPGで加点するのは正しい策と言えるし、真っ向勝負でトライを奪い切り、ダメージを与えるのも決して間違いではない。

両軍の試合登録メンバーは以下の通り。
【埼玉WK】
1ダニエル・ペレズ、2坂手淳史、3藤井大喜、4ジャック・コーネルセン、5ルード・デヤハー、6ベン・ガンター、7ラクラン・ボーシェー、8福井翔大、9小山大輝、10松田力也、11マリカ・コロインベテ、12ダミアン・デアレンデ、13ディラン・ライリー、14竹山晃暉、15山沢拓也、16堀江翔太、17クレイグ・ミラー、18ヴァル アサエリ愛、19エセイ・ハアンガナ、20マーク・アボット、21内田啓介、22長田智希、23山沢京平

【BL東京】
1木村星南、2原田衛、3小鍜治悠太、4ワーナー・ディアンズ、5ジェイコブ・ピアス、6シャノン・フリゼル、7佐々木剛、8リーチ マイケル、9杉山優平、10リッチー・モウンガ、11桑山淳生、12ニコラス・マクカラン、13マイケル・コリンズ、14ジョネ・ナイカブラ、15松永拓朗、16橋本大吾、17三上正貴、18眞壁照男、19アニセ サムエラ、20徳永祥尭、21髙橋昴平、22眞野泰地、23森勇登

果たして、国立競技場で歓喜の瞬間を迎えるのは埼玉WKか、BL東京か。『NTTリーグワン2023-24 プレーオフトーナメント』決勝・埼玉WK×BL東京は5月26日(日)キックオフ。試合当日は東京体育館外構エリアにてリーグワン所属クラブのブースをはじめ、2024-25シーズンより新たに参入する予定の3チームのブースなどが揃う「リーグワンヴィレッジ」がオープン。またリーグワン参加チームのマスコットたちが大集合。試合前には場外コンコースでお出迎え、ピッチ上ではマスコット総選挙の結果発表を受け、試合後には外周でお見送りまでする。そのほかにもイベントは盛りだくさん。決勝の模様は日本テレビ系にて全国生中継。チケット発売中。

NTTジャパンラグビー リーグワン2023-24 プレーオフトーナメントのチケット情報
https://t.pia.jp/pia/event/event.do?eventBundleCd=b2450622

リポビタンDチャレンジカップ2024のチケット情報
https://t.pia.jp/pia/event/event.do?eventBundleCd=b2450747

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