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シネマ、美女、酒、夢、ロマン…新聞配達員・新宿タイガーのドキュメンタリー予告

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「新宿タイガー」

東京・新宿周辺に出没する新聞配達員、通称・新宿タイガーを追ったドキュメンタリー「新宿タイガー」の予告編がYouTubeにて解禁となった。

新宿タイガーは虎のお面を着け派手な格好をして、新宿で40年以上にわたり新聞配達をしている人物。映画には渋川清彦、八嶋智人、宮下今日子、睡蓮みどり、井口昇のほか、新宿タイガーをポスターに起用したタワーレコード新宿店の関係者、ゴールデン街の店主たちが登場する。寺島しのぶがナレーションを担当した。

予告編には、シネマ、美女、酒、夢、ロマンといった言葉を発して笑う69歳の新宿タイガーが映し出されている。映画館の最前列に座る姿や電車に乗る様子、八嶋と肩を組むさまも収められた。新宿タイガーは「自分のドキュメンタリー映画ができるなんて、夢みたいな話です。奇跡に等しいです。新宿の珈琲西武で3時間のインタビューを3回やりました。去年は36回密着され、地球が回るくらい映像を撮っていました」と述べている。

なお本作が第14回大阪アジアン映画祭のインディ・フォーラム部門に出品されることも明らかに。3月10日、14日に大阪のシネ・リーブル梅田で上映される。

佐藤慶紀が監督を務めた「新宿タイガー」は、3月22日より東京・テアトル新宿でレイトショー公開。全国でも順次ロードショーとなる。

新宿タイガー コメント

自分のドキュメンタリー映画ができるなんて、夢みたいな話です。奇跡に等しいです。新宿の珈琲西武で3時間のインタビューを3回やりました。去年は36回密着され、地球が回るくらい映像を撮っていました。

完成した作品を観て、感無量です。愛と夢と感動をありがとう。こういう素晴らしい映画には自分自身もめったにお目にかかれないです。

本作は、新宿の歴史の中に自分を入れてくれたから、生の迫力があります。リアル以上のリアルでした。
新宿は大好きな街です。新宿でなかったらタイガーは生まれていなかった。

(c)「新宿タイガー」の映画を作る会