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悪い流れを断ち切るのは浦和か? 神戸か?

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伊藤敦樹(浦和レッズ) (C)J.LEAGUE

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このままずるずる後退するわけにはいかない。連勝から一転、直近2試合で停滞が続く浦和レッズとヴィッセル神戸が『明治安田J1リーグ』第17節で激突する。

4連勝を狙った第15節・ジュビロ磐田戦で浦和は相手の倍近いシュートを放ちながら、GK川島永嗣の好守もあり、1-1で勝点1を分け合った。前節はFC町田ゼルビアに52分に一瞬のスキを突かれて先制点を許すも、すぐさま2分後にインサイドハーフ伊藤敦樹の同点ゴールで試合を振り出しに戻した。その後も一進一退の攻防が繰り広げられる中、引き分け濃厚と思われた試合終了間際にPKを献上して1-2。浦和は5試合ぶりの黒星を喫したのだった。

一方、神戸は5連勝を目指した第16節・鹿島アントラーズ戦で強度の高い試合を展開する中、終盤の81分にゴールをこじ開けられると、その後のパワープレーも実らず0-1の敗戦を喫した。前節は東京ヴェルディを相手に終始主導権を握るが、ゴールには至らず。すると65分インサイドハーフ山口蛍のクリアが痛恨のオウンゴールとなり、2試合連続で0-1で敗れた。

『明治安田J1』だけではない。両クラブは『JリーグYBCルヴァンカップ』で早くも敗退を余儀なくされた。5月22日の1stラウンド第3回戦でスタメンを4人交代にとどめた浦和はJ2で2位に付けるV・ファーレン長崎に数的有利の中決勝点を決められて0-1で屈すると、先発総入れ替えの神戸はJ3を戦うカターレ富山に1-1の延長戦の末、PKで敗れ去ったのだ。

悪い流れの中でも、両チームの指揮官はブレない。町田戦後にペア・マティアス・ヘグモ監督が「クロスから2点目を取るチャンスがあった。あとはラストサードの質を上げないといけない。押し込むところまではいっているが、1対1やクロスの精度を上げていく必要がある」と引き続きフィニッシュの精度を求めれば、東京V戦後の吉田孝行監督も「これで戦い方を変えるのが一番良くないし、自分たちらしいサッカーを90分間やり続けることが大切だと思っている」と一貫性の重要性を説いた。

9勝2分5敗・勝点29の3位の神戸に対して、浦和は7勝3分6敗・勝点24の6位。J1での通算対戦成績では浦和の25勝7分敗16敗と勝ち越し。直近10試合の戦績は浦和の5勝1分4敗とほぼ互角の展開である。

果たして、悪い流れを断ち切って2週間ぶりに勝点3を手にするのは浦和か、神戸か。『明治安田J1』第17節・浦和×神戸は6月1日(土)・埼玉スタジアム2002にてキックオフ。当日は年に一度小中学生が特別料金で観戦できる『GoGoResd!デー』を開催。パノラマシートもメインアッパー指定席もウェルカムシートも小中学生の指定席(一部除く)は550(ゴー・ゴー・レッズ)円。今回初登場の「REDSサッカーワンダーランド」では、サッカーにちなんだイベントが盛りだくさん。ビリッカー(サッカー×ビリヤード)やフットダーツ(サッカー×ダーツ)、ストリートサッカー、ICONパスマシーンなどが参加費無料で楽しめる。「REDSサッカーワンダーランド」には都築龍太、坪井慶介、永田充のレッズOBとともに女優の眞嶋優も参加。チケット発売中。試合の模様はDAZNにて生中継。

浦和レッズ対ヴィッセル神戸 明治安田J1リーグのチケット情報
https://t.pia.jp/pia/ticketInformation.do?eventCd=2412802&rlsCd=001

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