熱海五郎一座が新橋演舞場で幕開け、三宅裕司「全てが詰め込まれた最高傑作」
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「新橋演舞場シリーズ第10回記念公演 東京喜劇 熱海五郎一座『スマイル フォーエバー ~ちょいワル淑女と愛の魔法~』」取材会より。前列左から渡辺正行、松下由樹、伊東四朗、三宅裕司、後列左から深沢邦之、小倉久寛、ラサール石井、春風亭昇太、東貴博。
「新橋演舞場シリーズ第10回記念公演 東京喜劇 熱海五郎一座『スマイル フォーエバー ~ちょいワル淑女と愛の魔法~』」が本日6月2日に東京・新橋演舞場にて開幕。それに先駆け5月31日にフォトコールと取材会が行われた。
一座の前身である伊東四朗一座旗揚げから20年、演舞場シリーズ10回となる本公演では、「スマイル フォーエバー ~ちょいワル淑女と愛の魔法~」と題した物語が展開。
白昼堂々、ある銀行強盗事件が起きた。そこに居合わせてしまったパーティ好きの都知事とその娘、とある秘密を持つ孤独な老人、事件を捜査する敏腕刑事、定年後に再雇用された刑事らはドタバタ喜劇を繰り広げ……。吉高寿男が作、三宅裕司が構成・演出を務め、出演者には座長の三宅、渡辺正行、ラサール石井、小倉久寛、春風亭昇太、東貴博、深沢邦之、そしてゲストの伊東四朗と松下由樹が名を連ねた。
会見ではまず、記者が三宅に、今回の演出で苦労した点を質問。三宅は「伊東さんがどれだけ動かないで沢山の出番をこなしてもらうか、なるべく負担が少ないようにいろんな工夫をしました。それがまた見所の一つになればいいなと思う」と話す。また伊東との共演については「ここにいる全員が伊東さんと一緒に舞台に立ちたいという思いで立ち上げた一座ですので、恩返しの気持ちでやっています」と話し、「たくさんのことを教えていただいたと思います。昨日の舞台稽古で後半になって伊東さんが疲れ果ててボーッと立っていたんです。頭から湯気が出ているようなその表情が面白くて、そこを容赦なく突っ込みました。それは伊東さんから教えていただいたことでもあります」と語った。
86歳にして新橋演舞場初登場の伊東は「大感激です。若い頃散々通わせてもらった演舞場ですから……。本当に何度来たか分からないくらいです。入り方は今は言えないような方法です。よろしかったら教えます」と話し、場を和ませた。さらに伊東は「今回の芝居の出来によって身の振り方を考えようと思っております。それだけに楽しみなのか怖いのかその辺が非常に微妙で毎日震えております。ぜひ楽しい方に傾いてほしいなと思っています。そして皆さんが私を大先輩と言いますが、(一座メンバー)みんなもいい歳です。長老劇団といってもいいくらいですが、そのパワーを世間の皆さんに見せつけてやろうじゃないかという意気込みでございます」と話した。
最後に三宅が「今までももちろん面白い作品でしたが、今回は全てが詰め込まれた最高傑作と言えます。喜劇というエンタテインメントは絶対に生活に必要なんだと皆さんに肌で感じていただきたいです」と語り、会見は終了した。
公演は、6月27日まで。
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