富田靖子&松下洸平の「母と暮せば」沖縄公演の詳細明らかに
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富田靖子
「井上ひさし生誕90年第2弾 こまつ座 第150回公演『母と暮せば』」の沖縄公演の詳細が決定。8月3・4日に沖縄・糸満市観光文化交流拠点施設 シャボン玉石けん くくる糸満で上演される。
「父と暮せば」の対になる作品を残すという井上ひさしの構想を受け継ぎ、山田洋次が製作した映画「母と暮せば」は、長崎で被爆した母・伸子と亡き息子・浩二の幽霊の交流をつづった作品。それをもとにした舞台「母と暮せば」は2018年に初演され、脚本を畑澤聖悟、演出を栗山民也、伸子役を富田靖子、 浩二役を松下洸平が務めた。2021年には同じスタッフ・キャストで再演され、今回は再々演となる。
1948年8月9日、長崎の山の斜面に建てられた一軒家。十字架と遺影が飾られた小さな部屋で、母・伸子は卓袱台を出して配膳をしていた。原爆のあと3年間、長崎医科大学に行ったまま行方不明となってしまった息子・浩二が帰ってくることを諦めつつも祈り、伸子は助産婦を続けていた。伸子がいざ食べようとしたとき、不意に浩二が姿を現して……。
沖縄公演のチケットは6月18日に発売され、上演時間は1時間30分を予定。なお既報の通り本作は、7月25日から28日まで大阪・SkyシアターMBS、8月18日から31日まで東京・紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYAでも上演される。
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