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映画『デデデデ』後章、入野自由×内山昂輝が対峙する本編映像公開

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映画『デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション』後章より (C)浅野いにお/小学館/DeDeDeDe Committee

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アニメーション映画『デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション』後章の本編映像が公開された。

原作は、『ソラニン』『おやすみプンプン』『MUJINA INTO THE DEEP』などで知られる漫画家・浅野いにおによる『デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション』(通称:デデデデ)。突如東京上空に巨大な宇宙船、通称“母艦”が襲来し、絶望的に思えた異常事態も次第に日常へと溶け込んでいく世界で、日々の青春を謳歌する少女たちの物語が描かれる。担任教師の渡良瀬に思いを寄せる女子高生、小山門出役を幾田りら、門出と小学校以来の親友で、戦争ゲームオタクゆえ日常的に寝不足の女子高生“おんたん”こと中川凰蘭役をあのが演じる。

このたび公開されたのは、少年の姿をした侵略者・大葉(CV・入野自由)と、侵略者に恨みを持つ小比類巻(CV・内山昂輝)が対峙するシーン。小比類巻は門出とおんたんの高校時代の同級生で、高校3年生の12月に中型船墜落事故で亡くなった栗原キホと交際していたのだが、キホの死をきっかけに高校卒業後は過激派グループ「青共闘」で侵略者狩りをし、高校時代とは人が変わったように侵略者を排除しようとしている。

公開となった映像では、侵略者を殺そうとする小比類巻から侵略者を救いだす大葉のシーンが収められている。人類滅亡まで1カ月を切っていることを知った大葉が、仲良しの猫に屋根の上で餌を与えている最中に、どこからか侵略者の身に危機が迫っている声を耳にする。辺りを見回すと、小比類巻が取り巻きと侵略者を囲み、ナイフで切りつけ殺そうとしており、大葉は侵略者を助けようと侵略者が開発した道具で空を飛び、透明マントを駆使して殺されかけていた侵略者を救い出す。しかし、無事に侵略者を救い出すことができたものの、透明マントを小比類巻に引っ張られ、奪われてしまうのだった――。

後章では、大葉が人類と侵略者の未来を握るキーパーソンになっていくのだが、大葉役を演じた入野は「門出やおんたんとは違い、大葉くんがやらなければならないこと、使命感で動いているのでそこに集中して演じました」と、前章ではぎこちなく話していたが、後章では真面目な会話が増えていくキャラクターの変化にあわせて演じ方を工夫したことを振り返っている。

一方、小比類巻を演じた内山は自身の役柄について「やはり原作を読んだときにガラッと印象が変わるキャラクターだったので、アフレコでは高校生の小比類巻を演じるときもダークに落ちる余地を残しながら演じようと、スタッフとも相談しました」とキャラクターの振り幅を意識していたことを語っている。前章での素朴な雰囲気の少年とは打って変わり、後章では演じた内山自身も“落ちるとこまで落ちた”と形容する小比類巻の暗躍も見どころだ。

『デデデデ』後章、本編映像(大葉VS小比類巻編)

<作品情報>
映画『デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション』前章・後章

公開中

公式サイト:
https://dededede.jp/

(C)浅野いにお/小学館/DeDeDeDe Committee