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マダガスカルの死生観を伝えるロードムービー「ヴァタ」特報公開

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「ヴァタ~箱あるいは体~」場面写真

亀井岳が監督・脚本・編集を担当した映画「ヴァタ~箱あるいは体~」の特報、場面写真、キャストコメントが到着した。

本作は全編にわたってマダガスカルロケが行われ、マダガスカル人キャストのみで製作されたロードムービー。タンテリとザカ、スル、そして離れ小屋の親父は、出稼ぎ先で亡くなったタンテリの姉・ニリナの遺骨を取りに行くために、楽器を持って片道2、3日かかる村へ出発する。その道中で出会ったのは、行方知れずの家族を探すルカンガ(ヴァイオリン型楽器)の名手・レマニンジ。劇中では、音楽によって祖先と交わるというマダガスカルの死生観が描かれていく。

タンテリとザカとスルは、亀井の監督作「ギターマダガスカル」の出演者・トミノの一族の3人が演じた。離れ小屋の親父は、亀井がかつて聴いていたバンド「タリカ・サミー」のサミーが演じている。レマニンジ役は、マダガスカルの各地方を代表するミュージシャンによって結成されたNy Maragasy ORKESTRAのメンバーであるアンタンルイ族のレマニンジが務めた。

撮影当時は中学生だったというタンテリ役のフィは「ロケ地はどこも自分にとっては初めて行く新しい場所ばかりでしたが、とても美しい場所ばかりでした。本作で、マダガスカルの良いところをぜひ見て、マダガスカルの生活、景色などを感じてほしいです」とアピール。レマニンジは「私にとって、音楽とは、祖先から代々引き継ぐ伝統であり、祖父から父へ、そして自分へと家族皆で引継いできたものです。本作は、マダガスカルの人と自然をよく描いた作品なので、多くの日本人に知ってほしいです」と本作の見どころを語った。

「ヴァタ~箱あるいは体~」は8月3日より東京・ユーロスペースで公開されるほか、大阪・第七藝術劇場など全国で順次上映される。

フィ コメント

撮影当時は中学生でした。脚本を読み、とてもマダガスカルっぽくて良いと思い、積極的に出演しました。遺骨を入れた箱は、実際自分ではまだ運んだことはないけれど、小さい頃から時々運ばれているのを見ます。ロケ地はどこも自分にとっては初めて行く新しい場所ばかりでしたが、とても美しい場所ばかりでした。本作で、マダガスカルの良いところをぜひ見て、マダガスカルの生活、景色などを感じてほしいです。

レマニンジ コメント

映画への出演をオファーされて、とても嬉しくて、やらない理由はなかったです。脚本を読んで、とてもよい話だと思いました。
私自身、親戚が亡くなった時、チュレアールからベロアというところまで遺骨を入れた箱を運んだことがありますが、車で運べるところは車で運びました。今はやるとしてもサレティ(牛車)または車で運ぶことが多いと思います。
私にとって、音楽とは、祖先から代々引き継ぐ伝統であり、祖父から父へ、そして自分へと家族皆で引継いできたものです。
本作は、マダガスカルの人と自然をよく描いた作品なので、多くの日本人に知ってほしいです。

(c)FLYING IMAGE