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あの大ヒット作がデジタル配信開始! 『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』特集

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昨年12月に公開され、興行収入約45億円を突破した大ヒット作『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』がついにデジタル配信を開始。ブルーレイとDVDもリリースされた。

劇場公開時には多くの観客が感動し、リピーターも続出した本作。デジタル配信は映画“あの花”を気軽に繰り返し鑑賞できるチャンスだ。

号泣する観客続出! 大ヒット映画“あの花”がついに配信に

主人公の百合は高校3年生。ある出来事がきっかけで父を失い、生活のために懸命に働く母と暮らす彼女は、人生に目的もなく、 苦しい家庭事情を思うと進学することにもためらいがある。

ある日、母と喧嘩して家を飛びた百合は、町で偶然に見つけた不思議な空間を通じて、1945年の日本にタイムスリップしてしまう。その頃の日本は戦時中。戦況は苦しく、人々は戦争のために多くの犠牲をはらい、家族や仲間を失っていた。

自分の置かれた状況がわからず混乱する百合は、通りかかった青年・彰に助けられ、軍の指定食堂で住み込みで働くようになる。現代とは何もかもが違う日常に戸惑う百合は彰に何度も助けられ、やがて彼の優しさに惹かれていく。

しかし、彰は特攻隊員で、まもなく仲間の隊員たちと共に戦地に飛ぶという。

なぜ、命をかけてまで戦地に行かなければならないのか理解できない百合。しかし、彼らはその飛行が片道であっても、自分の命をかけてでも家族や穏やかな日常を守りたいと考えていた。

百合の彰への想いは深まっていく。しかし、彰が戦地に向かう日は近づいていた……

本作の原作は汐見夏衛の同名小説。シリーズ累計発行部数が125万部を超える人気作で、豪華キャストを迎えてついに映画化が実現した。

主演を務めるのは、朝の連続テレビ小説『舞いあがれ!』でも注目を集めた福原遥と、ドラマ『中学聖日記』や映画『そして、バトンは渡された』『死刑にいたる病』など出演作の続く水上恒司。

そのほか、伊藤健太郎、嶋﨑斗亜、上川周作、小野塚勇人、出口夏希らが出演し、百合が働く食堂の女将を名優・松坂慶子が演じる。

初映画監督作『光を追いかけて』が海外の映画祭で高い評価を得た成田洋一が監督を務め、福山雅治が本作のために主題歌「想望」を書き下ろした。

福山は事前に映画を鑑賞し、作品のイメージや特定のテーマを歌うのではなく、物語の根底に流れる感情や、成就することのない百合と彰の“あったかもしれない時間”にまで想像がふくらむ入魂の楽曲を制作。「想望」が流れるラストシーンは、深い余韻が残る。

福原遥、水上恒司コンビだから生まれた感動

本作は、戦時中が舞台で、現代から時間を飛び越えてやってきた百合と、特攻隊員の彰が主人公だが、戦争映画ではなく、戦時下を生きる“若者たちのドラマ”が描かれる。

親や学校、周囲の友人たちとうまくいかず、イライラと不満がつのる百合は、自分の進むべき道も希望も見出せず、そんな自分にも嫌気がさしている。一方の彰は自分の進みたい道があり、家族にも愛情を注いでいるが、戦争によって学問の道も、家族と過ごす未来も閉ざされてしまった若者だ。

そんなふたりは偶然に出会い、時に助け合い、手を差し伸べるだけでなく相手に本心でぶつかることで少しずつ距離を縮めていく。福原遥と水上恒司は戦時下の若者という現代とは少し異なる状況を演じながら、同時にいつの時代も変わらない恋愛感情や全力で相手にむかっていく気持ちをみずみずしく表現。

このふたりの繊細でありながら技巧だけではない誠実な演技、両者の絶妙なコンビネーションが本作の大きな見どころだ。

さらに彼らを囲む同年代の若者たちの姿も胸に迫る。

伊藤健太郎が演じる石丸は彰の親友で、部隊の取りまとめ役かつムードメーカー的な存在でいつも明るく振る舞っているが、戦地に向かう日を前に胸に秘めていた感情が垣間見える。そんな石丸に想いを寄せる少女・千代を出口夏希が演じている。まっすぐに石丸に向かっていく彼女は、百合とはまた違う形で“人が想いを寄せる”ドラマを見せてくれる。

嶋﨑斗亜演じる板倉は故郷に婚約者が、上川周作演じる寺岡は妻と生まれたばかりの子どもがいながら、まもなく戦地に向かおうとしている。そして小野塚勇人演じる加藤は家の名誉を守るために軍人になった青年だ。

誰もがそれぞれに事情や覚悟を胸に戦地に向かうまでのわずかな時間を過ごしている。しかし、彼らだけの時間はいつの時代も変わらない笑顔の絶えない若者の時間。思わず共感する観客は多いのではないだろうか。

本作は感動のラブストーリーでありながら、同時に青春群像劇でもある。繰り返し作品を観ることで、登場人物それぞれのドラマや背景、そこにある想いが見えてくるはずだ。

映画“あの花”にリピーターが続出した理由

映画“あの花”は劇場での公開をスタートした直後から多くの観客の支持を集め、大ヒットを記録。口コミで動員を増やしていっただけでなく、何度も劇場に足を運ぶリピーターが続出した。

本作は、主人公が“時間を超える”という少し特殊な設定を用いた物語を描いているが、そこで展開されるドラマはいつの時代も変わらない恋愛感情や思いやり、若者が人生の岐路で迷い、苦しむ姿を描いたもの。登場人物たちが直面する状況は戦時下でしか起こらないが、そこに浮かび上がる感情や人間関係は普遍的なものだ。

この物語は“特攻”がモチーフのひとつになっており、百合と彰の結末はあらかじめ悲劇になることが決まっている。ふたりは恋に落ちるが、結ばれて幸福に暮らすことはない。絶対に変えることのできない結末がそこにあり、それでも相手をさらに好きになってしまう。そこに本作の圧倒的な切なさがある。

日本映画はこれまでも繰り返し特攻に向かう若者を描いてきた。『永遠の0』『WINDS OF GOD』『君を忘れない』『出口のない海』……そのどれもが“避けられない結末”を前に、それでも懸命に生きようとする若者たちの姿をスクリーンに刻んできた。

結末がどうなるかが映画のキモであれば、1度観てしまえば満足するだろう。しかし、多くの観客は本作の結末を映画の最初の段階で予感している。それでも観客はそこで描かれる感情やドラマに魅了され、涙する。

また、映画の冒頭では母との関係がうまくいっていない主人公・百合が、彰や仲間との出会いを通じて変化を遂げ、母の想いに気づいていく展開も多くの観客が涙するだろう。成長した百合が現代で再び母に会うシーンは本作のもうひとつのクライマックス。本作は“戦時下”だけでなく“現代”のパートでも心を掴まれる。

映画“あの花”は繰り返して観るほどに感動が深まっていく、何度観ても結末で涙する作品なのだ。

デジタル配信やブルーレイ・DVDは同じ作品を何度も見返すのに最適なメディアだ。今回の配信とディスク発売を機に多くの人が繰り返し本作を観ることになるだろう。

『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』

■豪華版Blu-ray[本編Blu-ray+特典DVD]
7920円(税込)SHBR-0731

本編DISC(Blu-ray)
 本編約128分+映像特典(特報・予告)約2分
特典DISC(DVD)
 分数:約150分
・メイキング
・イベント映像集(最速試写会、完成披露試写会、初日舞台挨拶、大ヒット御礼舞台挨拶、新春舞台挨拶、祝大ヒット!追い花御礼舞台挨拶)
・封入特典  ポストカードセット(8枚)、ミニクリアファイル
・外装  特製アウターケース

■豪華版DVD[本編DVD+特典DVD]
6820円(税込)DASH-0131

本編DISC(DVD)
本編約128分+映像特典(特報・予告)約2分
特典DISC(DVD)
分数:約150分
・メイキング
・イベント映像集(最速試写会、完成披露試写会、初日舞台挨拶、大ヒット御礼舞台挨拶、新春舞台挨拶、祝大ヒット!追い花御礼舞台挨拶)
・封入特典  ポストカードセット(8枚)、ミニクリアファイル
・外装  特製アウターケース

■通常版DVD
4620円(税込)DASH-0132

本編約128分+映像特典(特報・予告)約2分

https://www.shochiku.co.jp/dvd/ano-hana-movie/

©2023「あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。」製作委員会