三池崇史のVシネマ「極道恐怖大劇場 牛頭」製作から21年目にして初の劇場公開
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「極道恐怖大劇場 牛頭」ポスタービジュアル
三池崇史が監督を務めた映画「極道恐怖大劇場 牛頭」の初の劇場公開が決定した。
2003年に製作された本作は、恩義のある兄貴分をヤクザの処分場へ連れていく男の奇妙でシュールな道程を描くヤクザホラー。Vシネマながらも第56回カンヌ国際映画祭監督週間に正式出品された。その後、映画祭やイベントなどで数回上映されたが、このたび21年の時を経てオリジナルの35mmフィルムで初めて劇場公開される。
極限の悪夢に翻弄される主人公の南に曽根悠多(曽根英樹)、失踪するアニキに哀川翔、謎のヒロインに吉野公佳(吉野きみ佳)が扮した。このほか火野正平、冨田恵子、曽根晴美、川地民夫、木村進、間寛平、加藤雅也、小沢仁志、遠藤憲一、小沢和義、山口祥行、長門裕之、石橋蓮司、丹波哲郎らもキャストに名を連ねる。
脚本を手がけた佐藤佐吉は今回の劇場公開に際し、「いつの日か劇場でとの願いがようやく叶いました。自画自賛ではありますがまぎれもなく佐藤佐吉脚本作品としての最高傑作。骨の髄まで覚悟してご堪能ください」とコメントしている。
「極道恐怖大劇場 牛頭」は6月15日より東京のシアター・イメージフォーラムほか全国で順次公開。三池が俳優として出演している短編映画「りりかの星」との同日鑑賞チケットも販売される。
※「極道恐怖大劇場 牛頭」はR15+指定作品
佐藤佐吉 コメント
まさに21年目の奇跡!
あのヤクザホラーがとうとう劇場公開されることになりました。
カンヌに招待され世界中で上映されながら日本ではVシネマでのリリースのみ。
それは当初からの決まり事ではあったもののいつの日か劇場でとの願いがようやく叶いました。
自画自賛ではありますがまぎれもなく佐藤佐吉脚本作品としての最高傑作。
骨の髄まで覚悟してご堪能ください。